売上が変わる!パン屋さんのモーニングセット成功の法則
コーヒーとパンのセット販売で客単価アップ。価格設定から提供方法、LINE活用による集客まで、モーニング営業を成功させるポイントを解説。
朝の時間帯は「眠れる金脈」
パン屋さんの売上ピークは午前10時〜12時という店舗が多いですが、実は開店直後の早朝も大きな可能性を秘めています。出勤前のビジネスパーソン、子どもを送り出した後の主婦層、散歩帰りのシニア層。朝の時間帯にモーニングセットを導入することで、これまで取りこぼしていた客層を掴むことができます。今回はモーニング営業で成功した事例をもとに、具体的なノウハウをお伝えします。
売れるモーニングセットのメニュー設計
田辺さん、パン屋さんのモーニングセットって、カフェとは違ったアプローチが必要ですよね。
その通りです。カフェのモーニングは「場所と時間を提供する」ビジネスですが、パン屋さんのモーニングは「焼きたてのパンという最強の武器」がある。ここを活かすべきです。成功しているのは「焼きたてトースト+ドリンク」のシンプルなセット。食パンの厚切りトーストにバターとジャム、コーヒーをつけて450〜550円。原価率を抑えつつ、カフェより安い価格設定ができるのがパン屋さんの強みです。
パン屋さんならではの焼きたてが差別化ポイントですね。ドリンクはどうしてますか?
全自動コーヒーマシンを導入している店舗が多いです。1杯あたりの原価が30〜50円で、淹れたてのコーヒーが提供できます。初期投資は5〜10万円ほどですが、モーニングセット1杯の利益が200円以上あるので、250〜500杯で回収できます。テイクアウト用のカップも用意しておくと、出勤前の方に喜ばれます。
ターゲット別の集客アプローチ
モーニングの存在を知ってもらうにはどうすればいいですか?
ターゲットによってアプローチを変えるのが効果的です。通勤客向けには店頭の看板やのぼりで「モーニングセット○○円〜」とアピール。毎朝通る道なので、目に入ればいつか来てくれます。主婦層やシニア層にはLINE公式アカウントで「今朝の焼きたてパン」の写真を朝7時に配信する。湯気が立つパンの写真は、朝の食欲を刺激します。
朝に写真が届くと、今日行こうかなって気分になりそうですね。
僕がLINE活用を10年以上支援してきた経験から言うと、飲食店のLINE配信で最も反応率が高いのは「今日のおすすめ」系の即時性のあるメッセージです。パン屋さんなら「今朝焼き上がりました!クロワッサン、残りあと12個」のようなリアルタイム在庫情報も効果的。「限定感」と「今すぐ感」が来店動機を生みます。
モーニング営業を継続するための工夫
モーニング営業を始めたものの、続かないお店もありそうですが。
継続のコツは「無理をしないメニュー設計」です。モーニング専用のパンを焼く必要はありません。前日に焼いた食パンを翌朝トーストとして提供するなら、追加の仕込み時間はほぼゼロ。バターやジャムのセッティングとコーヒーの準備だけで済みます。オペレーションが軽いから続けられるんです。
常連さんを増やすための仕組みはありますか?
モーニング利用者向けのスタンプカードが効果的ですが、紙のカードは紛失リスクがあります。LINE上でポイントを管理すれば、お客さんはカードを持ち歩く必要がないし、お店側も集計が簡単。ToolsBoxなら「ポイントカード」の施策テンプレートで、来店ごとのポイント付与から特典交換まで一括で構成できます。ツールLやツールEでもポイント機能は使えますが、ToolsBoxは施策単位で管理できるので、モーニング専用のスタンプラリーも簡単に設計できます。月額¥0から始められるので、まずはモーニングセットの告知配信から試してみてください。
まとめ
パン屋さんのモーニングセットを成功させるためのポイントです。
- 焼きたてトースト+ドリンクのシンプルなセットを450〜550円で設定し、カフェとの差別化を図る
- 全自動コーヒーマシンの導入で1杯あたりの原価を抑え、早期に投資回収する
- 朝7時に「今朝の焼きたてパン」の写真をLINEで配信し、即時性のある来店動機を作る
- 前日焼いた食パンのトースト提供など、追加の仕込みが不要なオペレーション設計で無理なく継続する
- LINE上のポイントカードで常連客を育て、モーニングのリピート率を高める
田辺一雄
ToolsBox代表