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業種別ヒント5分

売上が見える化!エクセルで始める美容室の顧客分析入門

難しい分析ツールは不要。エクセルだけで美容室の顧客データを分析し、売上アップにつなげる方法を初心者向けにわかりやすく解説します。

「データ分析」と聞くだけで身構えてしまう美容室オーナーへ

美容室を経営していると、「データを活用しましょう」「顧客分析が大事です」と言われることが増えてきました。でも、専門ツールを導入するのはハードルが高いし、そもそも何を見ればいいのかわからない――そんな声をよく耳にします。実は、使い慣れたエクセルだけでも、十分に役立つ分析ができるのです。今回は、データ分析に苦手意識があるオーナーさん向けに、最初の一歩を一緒に考えてみましょう。

まずは「何を記録するか」を決めよう

田辺さん、美容室の顧客分析って言われても、正直どこから始めればいいかわからないんですよね。エクセルを開くところで止まっちゃうって声もよく聞きます。

最初は本当にシンプルでいいんです。まず記録すべきは「来店日」「メニュー」「金額」「次回予約の有無」の4項目だけ。既に予約台帳に書いてある情報ばかりなので、それをエクセルに転記するだけで第一歩になります。

たった4項目でいいんですか?もっと細かく記録しなきゃいけないイメージでした。

最初から項目を増やすと続かないんですよ。まずはこの4つを3ヶ月続けてみる。すると「この人は2ヶ月に1回カットに来る」「カラー客は単価が高いけど来店頻度が低い」といったパターンが自然と見えてきます。

エクセルで見るべき3つの数字

データが溜まったら、次は何を見ればいいんでしょうか?

まず見てほしいのは3つ。1つ目は「客単価の推移」。月ごとの平均単価を出すだけで、季節の傾向がわかります。2つ目は「リピート間隔」。お客様ごとの来店間隔を計算すると、次回来店の予測ができます。3つ目は「メニュー別の売上構成比」。カットとカラーとトリートメント、どれが利益を支えているのか把握できます。

エクセルの関数って難しくないですか?VLOOKUP とか聞くだけで……。

実は SUM と AVERAGE と COUNTIF の3つだけで十分です。客単価は AVERAGE、来店回数は COUNTIF、売上合計は SUM。この3関数を覚えるだけで、かなりのことができます。ピボットテーブルまでいければ完璧ですが、最初はそこまで無理しなくて大丈夫です。

分析結果を「行動」に変える方法

数字はわかったとして、それをどう売上につなげるんですか?

一番即効性があるのは「失客予備軍」の発見です。平均来店間隔が60日のお客様が80日来ていなかったら、それは離脱のサインです。そのタイミングでフォローの連絡を入れるだけで、再来店率が大きく変わります。

なるほど、データから「今連絡すべきお客様」がわかるってことですね。でも一人ひとり手動で確認するのは大変そう……。

そうなんです。最初はエクセルで手動確認でいいんですが、お客様が増えてくると限界が来ます。そこでLINE公式アカウントと連携できるツールを使えば、来店間隔に応じて自動でメッセージを送ることもできます。ToolsBoxなら月額無料のプランから始められるので、まずエクセルで分析の感覚をつかんでから、自動化に移行するのがおすすめですね。

まとめ

美容室の顧客分析は、高価なツールがなくてもエクセルから始められます。大切なのは、完璧を目指さず小さく始めることです。

  • 記録は「来店日・メニュー・金額・次回予約」の4項目から始める
  • 見るべき数字は「客単価推移」「リピート間隔」「メニュー別構成比」の3つ
  • SUM・AVERAGE・COUNTIFの3関数だけで十分に分析できる
  • 分析の目的は「失客予備軍」の早期発見と適切なフォロー
  • データが増えてきたらLINE連携ツールで自動化を検討する

田辺一雄

ToolsBox代表

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