体験型で差別化!ケーキ屋さんのお菓子作り教室の始め方
お菓子作り教室で新しい収益源を確保。企画・集客・運営のノウハウから、LINE活用によるリピーター獲得まで、ケーキ屋ならではの教室運営法を解説。
ケーキ屋さんが「体験型」に踏み出すべき理由
ネット通販やコンビニスイーツの台頭で、街のケーキ屋さんは「買うだけの場所」としては厳しい競争にさらされています。そんな中で注目されているのが「お菓子作り教室」という体験型サービス。既存の設備と技術を活かせるうえ、参加者がそのままファンになってくれるという一石二鳥のビジネスモデルです。今回は、ケーキ屋さんが教室を始めるためのステップを具体的に解説します。
教室の企画と準備のリアル
ケーキ屋さんがお菓子作り教室をやるって、実際どうなんですか?設備はあるとしても、教えるスキルって別物ですよね。
おっしゃる通りで、「作れる」と「教えられる」は違います。ただ、最初から完璧を目指す必要はないんです。ポイントは3つ。まず、メニューを絞ること。クッキーやマフィンなど失敗しにくいものから始める。次に、定員を4〜6人の少人数にする。そして、レシピカードを用意して、手順を「見える化」しておく。
少人数なら目が行き届きますもんね。でも、営業時間中にやるんですか?
多いのは定休日や営業時間外の活用ですね。例えば水曜定休のお店なら、水曜の午前に教室を開く。製造スペースが空いている時間を有効活用するイメージです。参加費は1回3,000〜5,000円が相場で、材料費を引いても十分な利益が出ます。
月に4回やれば、追加で5〜10万円くらいの売上になりますね。
そうなんです。しかも教室参加者の多くは、その後お店の常連になってくれる。「自分で作ってみたけど、やっぱりプロの味は違う」って思ってもらえるのが大きいですね。
集客はLINEでシンプルに
集客はどうすればいいんですか?予約管理も大変そう。
最初はLINE公式アカウントだけで十分です。友だち登録してくれているお客さんに「来月のお菓子作り教室のご案内」を配信して、そのまま予約を受け付ける。ToolsBoxを使えば、予約フォームの作成から申し込み管理まで自動化できますよ。
へぇ、専用の予約システムを入れなくてもいいんですね。
はい。ツールLやツールEでも予約機能はありますが、ケーキ屋さんの規模だと機能が過剰になりがち。ToolsBoxなら月額¥0のプランでもLINE配信は使えるので、まず小さく始めてみるのがおすすめです。
教室の写真をSNSでシェアしてもらえたら、それ自体が宣伝にもなりますよね。
まさにそこが体験型の強みです。参加者が自分で作ったケーキの写真をInstagramに上げてくれれば、自然とお店の認知が広がる。「映える」メニューを教室用に考えるのもポイントですね。
リピーターを育てる仕組みづくり
1回来て終わりにならないようにするには?
シリーズ化がベストです。「初級編:クッキー」「中級編:シュークリーム」「上級編:デコレーションケーキ」みたいに段階を作ると、自然と継続してくれます。あとは教室参加者限定の特典、例えば「次回のケーキ購入10%OFF」なども効果的ですね。
教室がきっかけでお店のファンになって、通常の購入も増えるっていう好循環ですね。
そうです。体験を通じて「このお店のこだわり」を直接伝えられるのは、広告では得られない価値。ぜひ最初の一歩を踏み出してみてほしいですね。
まとめ:お菓子作り教室成功のポイント
- 失敗しにくいメニューを選び、少人数(4〜6人)で始める
- 定休日や営業時間外を活用して既存設備をフル活用
- LINE公式アカウントで告知から予約管理まで完結させる
- シリーズ化して初級〜上級の段階を設け、リピーターを育成
- 参加者のSNS投稿を促し、口コミによる自然な集客を狙う
田辺一雄
ToolsBox代表