クーポンで売上30%アップ!利益を減らさない配信戦略の作り方
割引しても利益を確保できるクーポン設計の秘訣を公開。セグメント配信から期間限定施策までステップバイステップで解説します。
「安売り」にならないクーポン戦略を考える
クーポンを配信すれば来店は増えるけれど、利益率が下がってしまう。この悩みを抱える店舗オーナーは非常に多いです。しかしクーポンは「全員に同じ割引を配る」だけのものではありません。誰に、いつ、どんな内容のクーポンを届けるかを戦略的に設計すれば、売上を伸ばしながら利益も確保できます。今回は利益を減らさないクーポン配信戦略の作り方を解説します。
利益を守る3つのクーポン設計原則
田辺さん、クーポンって出せば出すほど利益が減るイメージがあるんですが、本当に利益を確保できるんですか?
クーポンで利益が減るのは「全員に一律割引」をするからです。利益を守るには3つの原則があります。原則1は「配信先を限定する」こと。全友だちに配るのではなく、休眠顧客や新規見込み客など、クーポンがないと来ない層にだけ配信する。常連客には割引なしでも来てくれるので、別の特典で対応します。
原則2と3は?
原則2は「割引率ではなく付加価値で勝負」。10%OFFより「限定メニュー体験」「優先予約権」のほうが原価がかからず、しかも特別感がある。原則3は「客単価アップとセットにする」。例えば「5,000円以上のご利用で1,000円OFF」にすれば、通常3,500円の客単価が5,000円に引き上がる。割引後でも4,000円なので、むしろ利益は増えます。
セグメント別のクーポン配信設計
具体的にどんなセグメントに、どんなクーポンを配ればいいですか?
大きく4つに分けましょう。まず「新規見込み客」には初回体験クーポン。来店のきっかけを作ることが目的なので、割引率は高めでもOKです。次に「2回目来店の促進」。初回来店から7日以内に使える限定クーポンで、2回目のハードルを下げる。
常連客と休眠客はどうしますか?
「常連客」には金銭的な割引ではなく、限定メニューの先行体験や誕生月の特別サービスなど、ロイヤリティを高める特典を。「休眠客」には少し強めの割引で再来店のきっかけを作る。この出し分けがクーポン戦略の肝です。ToolsBoxのセグメント機能を使えば、来店回数や最終来店日に応じて自動でクーポンを出し分けられます。ツールLやツールEでも類似のセグメント機能はありますが、ToolsBoxは月額¥0からセグメント配信が使えるのでスモールスタートに向いています。
全員に一律で配るのではなく、お客さまの状態に合わせて出し分けるのがポイントなんですね!
まとめ
利益を減らさないクーポン配信戦略のポイントを整理します。
- クーポンは全員配信ではなく、休眠客や新規見込み客など「必要な層だけ」に限定配信する
- 割引率よりも付加価値型の特典で利益を守りつつ特別感を演出する
- 「○円以上で○円OFF」の条件付きクーポンで客単価アップと割引を両立させる
- 新規・2回目・常連・休眠の4セグメントで最適なクーポンを自動出し分けする
田辺一雄
ToolsBox代表