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マーケティング5分

値付けで売上30%アップ!データで導く最適価格の見つけ方

データ分析に基づいた最適な価格設定方法を解説。顧客心理を考慮した価格戦略で値下げせずに売上を伸ばす具体的手法を対話形式でお伝えします。

「なんとなく」の値付けが利益を削っている

商品やサービスの価格、どうやって決めていますか。原価に利益を乗せて「このくらいかな」で決めている事業者は少なくありません。しかし、価格設定は売上と利益に最も直結する経営判断です。データと顧客心理に基づいた価格戦略を取るだけで、値下げせずに売上30%アップも夢ではありません。今回は、最適価格の見つけ方を田辺と倉内が対話形式で解説します。

価格設定の3つのアプローチ

価格って「安くすれば売れる」「高くすると売れない」という単純な話ではないんですか?

まったく違います。価格設定には3つのアプローチがあります。1つ目は「コストベース」。原価に利益を乗せる方法で、多くの事業者がこれをやっています。ただし、お客さんは原価なんて知りません。原価から逆算した価格が、お客さんにとって妥当かどうかは別の話です。

2つ目は「競合ベース」。同業他社の価格を参考にする方法。これも一つの指標にはなりますが、競合と全く同じサービスでなければ同じ価格である必要はない。差別化ポイントがあるなら、むしろ競合より高くすべきです。

3つ目は?

「バリューベース」。お客さんが感じる「価値」に基づいて価格を設定する方法です。例えば、腰痛で仕事に支障が出ている人にとって、腰痛を改善する施術の価値は数万円以上。原価が1,000円でも、提供する価値が大きければ高い価格を正当化できます。最も利益率が高く、推奨したいアプローチです。

データから最適価格を見つける具体的な方法

バリューベースが良いのはわかりますが、お客さんが感じる価値をどう数値化するんですか?

3つの方法があります。1つ目は「A/Bテスト」。同じサービスに2つの価格を設定し、どちらの方が利益総額が大きいかを比較する。例えば、新メニューを「5,000円」と「6,500円」の2パターンで1ヶ月ずつ試す。客数が減っても、客単価アップで利益総額が増える場合は高い方が正解です。

2つ目は「松竹梅の法則」。3つの価格帯を用意すると、人は真ん中を選びやすい。5,000円・8,000円・12,000円の3コースを設定すると、8,000円のコースが最も売れます。本当に売りたい価格帯を真ん中に置くのがポイントです。

3つ目は?

「アンカリング」。最初に高い価格を見せてから本命の価格を提示する手法です。「通常12,000円のコースを、今だけ8,000円」。最初の12,000円がアンカー(基準点)になって、8,000円がお得に感じられる。ただし、虚偽の二重価格は景品表示法違反になるので、実際に通常価格で販売した実績がある場合にのみ使ってください。

価格戦略をLINE配信で効果的に伝える

価格を見直した後、お客さんにどう伝えればいいですか?特に値上げの場合は怖いですよね。

値上げの伝え方は非常に重要です。ポイントは「値上げの理由=お客さんへの価値向上」として伝えること。「原材料が値上がりしたので」ではなく「より高品質な素材を使用し、サービス内容をアップグレードしたため」と伝える。価格が上がった分、何が良くなったかを具体的に示すんです。

伝えるタイミングは、LINE配信が最適です。メールよりも開封率が高いので確実に届くし、一斉配信で全員に同時に伝えられる。さらに「既存のお客様は旧価格で○月末まで継続」のような特別措置をつけると、値上げへの不満を大幅に緩和できます。

松竹梅の3コース制を導入したい場合、LINE上でどう案内すればいいですか?

リッチメッセージで3コースを並べて表示するのが効果的です。ToolsBoxなら画像つきのリッチメッセージで、3コースの内容と価格を見やすく配信できます。さらに、お客さんがタップしたコースに基づいてタグをつけ、興味のある価格帯に合わせたフォローメッセージを自動配信することも可能です。

ツールLやツールEでもリッチメッセージ配信はできますが、ToolsBoxは「価格改定のお知らせ」「松竹梅メニュー紹介」などの施策テンプレートが用意されているので、すぐに使い始められます。月額¥0のフリープランからお試しいただけます。

価格は一度決めたら終わりではなく、データを見ながら常に最適化していくものなんですね。

その通りです。半年に1回は価格の妥当性を見直してください。売上データ、競合の動向、お客さんの反応。この3つを定期的にチェックすることで、常に最適な価格を維持できます。

まとめ

データに基づいた価格設定で売上を伸ばすポイントです。

  • 原価ベースだけでなく「顧客が感じる価値」を基準にした価格設定を目指す
  • A/Bテストで2つの価格を比較し、利益総額が最大になる価格帯を見つける
  • 「松竹梅の法則」で3コース設定し、売りたい価格帯を真ん中に置く
  • 値上げは「価値向上」として伝え、既存客には猶予期間を設ける
  • 半年に1回は価格の妥当性を見直し、データに基づいた最適化を続ける

田辺一雄

ToolsBox代表

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