予防歯科の収益が3倍に!患者教育で実現する安定経営
定期メンテナンスの重要性を患者さんに伝える効果的な方法。予防歯科プログラムの設計から料金設定まで、成功事例とともに紹介します。
治療中心から予防中心へ、経営モデルの転換
歯科医院の経営を安定させるカギは「治療が必要な患者を増やす」ことではなく、「定期的に通う患者を増やす」ことにあります。予防歯科は患者さんの健康にも医院の経営にもプラスになる、まさに理想のビジネスモデルです。今回は予防歯科プログラムの設計と、患者さんへの伝え方を深掘りします。
なぜ予防歯科が経営を安定させるのか
「予防歯科で収益3倍」ってインパクトありますね。本当にそんなに変わるんですか?
数字だけ見ると驚きますが、仕組みを理解すれば納得できますよ。治療中心の経営は、新規患者が来なくなると売上が落ちる「フロー型」。でも予防歯科は3〜4ヶ月ごとに来院してくれる「ストック型」です。例えば定期検診の患者が200人いて、3ヶ月に1回来院すると、年間で800回の来院が確定する。これが経営の安定基盤になります。
サブスクリプションみたいな考え方ですね。
まさにそうです。しかも予防歯科は治療に比べて使用する材料費が少なく、歯科衛生士が主体で行えるので、院長の時間を他の治療に使える。利益率も高いんです。
患者教育の具体的な方法
でも「定期検診に来てください」と言っても、なかなか来てくれないのが現実ですよね。
おっしゃるとおりで、ここが最大のポイントです。「来てください」ではなく「なぜ来るべきか」を伝える必要がある。効果的なのは数字で見せることです。「定期検診に通っている人は80歳で平均20本の歯が残る。通っていない人は平均8本」。こういうデータをビジュアルにして待合室に掲示したり、LINEで配信すると響きます。
確かに、具体的な数字があると怖くなりますね。
それから来院時に「お口の健康通信簿」を渡すのも効果大です。歯周ポケットの数値や磨き残しの割合をスコア化して、前回と比較できるようにする。ToolsBoxを使えば、検診後にLINEで自動的にフォローメッセージを送って、次回予約を促すことができます。「前回の結果を踏まえ、3ヶ月後のチェックをおすすめします」と具体的に伝えることで、予約率が大幅に向上します。
予防歯科プログラムの料金設計
料金設定はどうすればいいですか?保険内でやるか、自費にするか迷いますよね。
ベースは保険内の定期検診にして、プラスアルファの自費オプションを用意するのがおすすめです。例えば「プレミアムクリーニング」として、保険の範囲を超えた丁寧なクリーニングや、フッ素の高濃度塗布をセットにする。月額制の「デンタル会員」を作って、年4回のクリーニングと年1回のホワイトニングを含めるのも面白いですね。
会員制度にすると継続率も上がりそうですね。
その通りです。ツールLやツールEでは会員管理は別システムが必要になることが多いですが、ToolsBoxならLINE上でタグ管理ができるので、会員・非会員の配信を分けるのも簡単です。月額¥0から¥29,800まで、医院の規模に合わせてプランを選べるので、まずは小さく始めてみてください。
まとめ
予防歯科で安定経営を実現するためのポイントです。
- 治療中心の「フロー型」から定期検診中心の「ストック型」経営に転換する
- 患者教育には具体的な数字とビジュアルを活用し、「なぜ通うべきか」を伝える
- 検診後にLINEで自動フォローし、次回予約の取得率を高める
- 保険内の定期検診をベースに、自費の「プレミアムクリーニング」や会員制度を上乗せする
- LINEのタグ管理で会員・非会員を分けた配信を行い、適切な情報を届ける
田辺一雄
ToolsBox代表