不況に強い歯科経営!予防歯科で安定収入を作る5つの戦略
景気に左右されない歯科医院経営の秘訣を解説。定期検診の患者を増やし予防歯科で安定収入を確保する5つの具体的戦略を紹介します。
治療依存の経営から予防歯科中心へシフトする時代

景気が悪くなると真っ先に削られるのが「痛くないけど行く」支出。歯科の自費治療はその典型で、不況になるとキャンセルが増えます。一方で、定期検診やクリーニングを習慣にしている患者さんは景気に関係なく来院し続けます。予防歯科を柱にした安定経営の作り方について話していきます。
戦略1〜2:リコール率を高める仕組み
予防歯科で安定収入って、具体的にはどういう仕組みですか?
まず戦略の1つ目は「リコール率を90%以上にする」こと。リコールというのは定期検診の再来院のことです。今の日本の歯科医院のリコール率は平均30〜40%と言われています。これを90%に引き上げるだけで、毎月の売上が読める経営になります。
30%から90%って、すごい差ですね。どうやって上げるんですか?
ポイントは「治療完了時に次回の定期検診を予約すること」。治療が終わった安心感の中で「3ヶ月後にまた来てくださいね」と言っても覚えている人は少ない。その場で次回予約を入れてもらうだけでリコール率が50%以上に跳ね上がります。
それでも来ない人はいますよね。
そこで戦略の2つ目。LINEによるリコールリマインドの自動化です。予約日の1週間前と前日にリマインドを送る。これだけでキャンセル率が半減します。さらに、3ヶ月来ていない人には「そろそろ定期検診のお時間です」と自動で案内を送る。
ToolsBoxなら最終来院日からの経過で自動配信ができますもんね。ツールLだとこの設定がかなり複雑ですけど。
戦略3〜4:予防歯科の価値を伝える

患者さんの中には「痛くないのに歯医者に行く意味がない」と思っている方も多いですよね。
そこが戦略の3つ目。「予防歯科の経済的メリット」を数字で伝えることです。定期検診を受けている人の生涯歯科治療費は平均150万円。受けていない人は平均400万円以上。この250万円の差を患者さんに見せるんです。「今の3,000円の検診が将来の100万円を防いでいます」と。
数字で見せると説得力が全然違いますね。
4つ目は「担当歯科衛生士制」の導入です。毎回同じ衛生士がクリーニングを担当すると、患者さんは「あの人に会いに行く」という感覚になる。美容室と同じですね。担当が変わるとリコール率が下がるというデータもあります。
担当制にすると、衛生士さんのモチベーションも上がりそうですね。
戦略5:サブスクリプションモデルの導入
5つ目の戦略は何ですか?
予防歯科の月額プランを作ることです。月額2,000〜3,000円で年4回の定期検診とクリーニングが受けられるプラン。都度払いよりお得感があり、患者さんは「毎月払っているから行かないともったいない」と思ってくれる。これで来院率が大幅に上がります。
歯科医院のサブスクって新しいですね。
月額プランの患者さんが100人いれば、毎月20〜30万円の固定収入。これが景気に関係なく入ってくる。安定経営の基盤になりますよ。このプランの案内と申し込みをLINEで完結させるのがポイントです。
ToolsBoxならLINE上で月額プランの案内から申し込みフォームまで一気通貫で作れますよね。月額¥0のフリープランでもリマインド配信は使えるので、まずはリコール率の改善から始めて、効果が出たら月額プランの導入を検討するのがおすすめです。
予防歯科は患者さんの健康と医院の経営の両方を守れる。これほど正しい戦略は他にありません。
まとめ:予防歯科で安定経営を作る5つの戦略
- 治療完了時に次回の定期検診予約をその場で確定しリコール率を上げる
- LINEリマインドの自動化で来院率を高め、休眠患者にも再来院を促す
- 予防歯科の経済的メリットを具体的な数字で患者さんに伝える
- 担当歯科衛生士制で「人に会いに行く」来院動機を作る
- 月額制の予防歯科プランで毎月の固定収入を確保する
田辺一雄
ToolsBox代表