遠隔でも安心!歯科オンライン相談サービスの始め方【機材リスト付き】
歯科医院でオンライン相談を始めるための完全ガイド。必要な機材から料金設定、法的注意点まで、スムーズな導入に必要な情報を網羅しています。
オンライン相談は歯科医院の新しい患者接点

コロナ禍をきっかけに医療分野でのオンライン対応が広がりました。歯科においても、実際の治療はオンラインではできませんが、相談・カウンセリング・治療計画の説明はオンラインで十分対応可能です。通院前のハードルを下げ、遠方の患者さんとも接点を持てるオンライン相談サービスの始め方について話していきます。
まず知っておくべき法的なルール
歯科のオンライン相談って、法律的に問題ないんですか?医師法とかに抵触しないか心配です。
大事なポイントですね。まず「オンライン診療」と「オンライン相談」は別物です。診療は厚労省のガイドラインに沿った正式な手続きが必要ですが、相談やカウンセリングは比較的自由に行えます。ただし、相談の範囲で「診断」や「処方」をしてはいけない。あくまで情報提供と治療の提案にとどめることが重要です。
具体的にはどんなことがオンラインでできるんですか?
矯正治療やインプラントの事前カウンセリング、治療計画の説明、セカンドオピニオン、治療後の経過確認。この辺りは全部オンラインで対応できます。特に矯正のカウンセリングは、来院前にオンラインで概要を説明しておくと、来院時の成約率が大幅に上がりますよ。
必要な機材と環境整備

機材は何を用意すればいいですか?高額な設備投資が必要ですか?
全然そんなことはありません。必要なものを挙げますね。まずパソコンかタブレット。これは既にあるものでOK。次にWebカメラ。ノートPCの内蔵カメラでも使えますが、外付けの方が画質がいい。ロジクールのC920あたりが1万円前後でおすすめです。
マイクは別に必要ですか?
マイクは重要です。PC内蔵マイクは周囲の音を拾いすぎるので、ヘッドセットか据え置き型マイクを用意してください。3,000〜5,000円のもので十分です。あとはリングライト。顔が暗く映ると印象が悪いので、2,000〜3,000円のもので照明を確保する。全部合わせても2万円以内で揃います。
ビデオ通話のツールは何を使えばいいですか?
Zoomが一番安定していますが、患者さんにアプリをインストールしてもらう必要がある。Google Meetならブラウザだけで使えるので患者さんの負担が少ないです。専門的なものだとCLINICSやcuronという医療特化のプラットフォームもあります。
予約管理と料金設定
オンライン相談の予約って、通常の診療予約と別に管理する必要がありますか?
別で管理した方がいいですね。オンライン相談専用の予約枠を設ける。例えば毎週水曜日の12〜13時をオンライン相談の時間にする、という形です。診療の合間に入れると中途半端になるので、専用の時間を確保するのがポイントです。
料金はどう設定すればいいですか?
初回無料にして来院のきっかけにするか、15分1,500〜3,000円の有料相談にするか。おすすめは初回15分無料、2回目以降は有料という形です。無料で相談できるハードルの低さが新規患者の獲得につながります。
予約の受付をLINEでできたらスムーズですよね。
ToolsBoxならLINEのリッチメニューに「オンライン相談予約」ボタンを設置して、予約フォームに誘導できます。予約が入ったらZoomのリンクを自動で送信する仕組みも作れる。ツールEだとこういった外部サービスとの連携設定が複雑ですが、ToolsBoxなら直感的です。
月額¥0のフリープランからでもフォームとリマインド配信は使えるので、まず少人数から試してみるのがいいですね。
小さく始めて反応を見ながら拡大する。オンライン相談は初期投資が少ないので、トライアルに最適なサービスです。
まとめ:歯科オンライン相談の始め方
- 「診断・処方」はせず、相談・カウンセリング・治療計画説明の範囲で実施する
- Webカメラ・ヘッドセット・リングライトを合計2万円以内で揃える
- 毎週決まった曜日・時間にオンライン相談専用枠を設ける
- 初回15分無料で来院のハードルを下げ、新規患者の獲得につなげる
- LINEで予約受付からビデオ通話リンクの送信・リマインドまで自動化する
田辺一雄
ToolsBox代表