メルマガ復活!LINE時代でも効果的なメール配信戦略【2024年版】
SNS全盛期でもメールは強力な販促ツール!開封率を上げる件名の作り方から配信タイミングまで、売上につながる活用法を対話形式で解説します。
メルマガは「オワコン」ではなく「進化」している
LINEやSNSが主流の今、メールマーケティングは終わったと思われがちです。しかし実際には、メールのROI(投資対効果)は全マーケティングチャネルの中で最も高く、1ドルの投資に対して平均36ドルのリターンがあるというデータがあります。特にECサイトにとって、メールは依然として最強の販促チャネルです。今回は、LINE時代におけるメール配信の効果的な活用法を、田辺と倉内が対話形式で解説します。
なぜLINE時代でもメールが有効なのか
LINEの方が開封率も高いし、メールって読まれないイメージがありますが…。
確かにLINEの開封率は60〜80%で、メールの15〜25%を大きく上回ります。しかしメールにはLINEにはない3つの強みがあります。1つ目は「長文コンテンツの配信」。LINEは短いメッセージに最適化されていますが、商品の詳細説明やストーリーを伝えるには文字数が足りない。メールなら画像・テキスト・リンクを組み合わせた長尺コンテンツが送れます。
2つ目は「費用の安さ」。LINEの配信は通数課金ですが、メール配信は月額数千円で配信数無制限のサービスが多い。大量の顧客リストに定期配信する場合、コストはメールの方が圧倒的に安い。3つ目は「検索性」。受信者は過去のメールを検索して読み返せますが、LINEのメッセージは流れてしまいやすい。商品カタログや仕様情報など、後から参照したいコンテンツはメールが向いています。
LINEとメール、それぞれ得意分野が違うんですね。
その通り。LINEは「即時性と高開封率」、メールは「長文コンテンツとコスト効率」。どちらか一方ではなく、両方を使い分けるのが最善です。
開封率を2倍にする件名とメール設計のコツ
メールの開封率を上げるために、まず何を改善すればいいですか?
最も効果が大きいのは「件名」の改善です。メールの開封・非開封は件名の出来で80%決まると言われています。5つのルールがあります。1つ目は「20文字以内に収める」。スマホの通知で全文が見える長さです。2つ目は「数字を入れる」。「売上アップのコツ」より「売上30%アップの3つのコツ」の方がクリックされやすい。
3つ目は「パーソナライズ」。「田中様へおすすめの新作」のように名前を入れる。4つ目は「緊急性」。「本日23:59まで」「残り3席」のように期限や数量を示す。5つ目は「好奇心を刺激する」。「実は○○だった意外な事実」のように中身を少しだけ見せて「続きが気になる」と思わせる。
件名だけでそんなに違いが出るんですか。
出ます。件名のA/Bテストで開封率が30%変わることも珍しくありません。そして開封された後は「3秒で要点がわかるデザイン」が重要。ファーストビューに結論とCTA(行動を促すボタン)を配置し、スクロールしなくても何を伝えたいかがわかるようにする。
LINE × メールの「ダブル配信」で効果を最大化する
LINEとメールの両方を使うとき、どう使い分ければいいですか?
役割分担が重要です。「速報・リマインド・クーポン」はLINE、「詳細情報・カタログ・ストーリーコンテンツ」はメール。例えば新商品のリリース時。LINEで「新商品入荷しました!詳細はメールでお送りしています」と通知し、メールで商品の詳細スペック、開発ストーリー、使い方ガイドを送る。短い通知で興味を引き、長い説明で購買を後押しするダブル配信です。
もう1つ効果的なのが「未開封フォロー」。メールを開封しなかった人だけに、翌日LINEで「昨日お送りしたメール、ご覧いただけましたか?」とフォローする。メールだけ、LINEだけよりも、2つを組み合わせた方が到達率が格段に上がります。
ToolsBoxではメールとLINEの連携配信はできますか?
ToolsBoxはLINE配信を中心とした設計ですが、メール配信サービスとの併用を前提に、LINE側でのフォロー配信を自動化する施策テンプレートを用意しています。メールの開封状況に応じてLINEのフォローメッセージを送る設定も可能です。ツールLやツールEもLINEに特化した設計なので、メール配信は別途メール配信サービスを利用する形が一般的です。
ToolsBoxは月額¥0から使えるので、まずはLINE配信を整えた上で、メールとの連携を考えるのがおすすめです。LINEが主役、メールが補完。この役割分担で2つのチャネルの強みを最大限に活かしてください。
「メールかLINEか」の二択ではなく、両方の強みを活かす。視野が広がりました。
どちらか一方に頼るのではなく、チャネルの特性を理解して使い分ける。これがデジタルマーケティングの基本です。まずは件名の改善から始めて、メール配信の効果を実感してみてください。
まとめ
LINE時代でもメール配信を効果的に活用するポイントです。
- メールは長文コンテンツ・低コスト・検索性の3つでLINEにはない強みを持つ
- 件名を20文字以内にし、数字・パーソナライズ・緊急性で開封率を上げる
- LINEで速報とリマインド、メールで詳細説明とストーリーを担当する役割分担が最適
- メール未開封者にLINEでフォローする「ダブル配信」で到達率を最大化する
- LINEが主役、メールが補完。2つのチャネルの強みを掛け合わせて売上を伸ばす
田辺一雄
ToolsBox代表