回数券より売れる!トリートメントパッケージの価格設定術
お客様が購入しやすいトリートメントパッケージの作り方を解説。価格設定の考え方から提案タイミング、特典の付け方まで売れる商品設計を紹介します。
回数券が売れない時代のパッケージ戦略
エステサロンの定番商品「回数券」。しかし最近は「まとめて払うのが不安」「途中で通えなくなったらもったいない」と感じるお客様が増え、以前ほど売れなくなっています。そこで注目されているのが、回数ではなく「目的」で設計されたトリートメントパッケージです。今回は、お客様が思わず申し込みたくなるパッケージの設計方法を解説します。
回数券が敬遠される理由と対策
田辺さん、最近「回数券を出しても売れない」っていう相談が増えてるって聞いたんですけど、なぜなんですか?
大きく2つの理由があります。1つは「使い切れないリスク」。お客様は仕事や家庭の都合で通えなくなる可能性を考えると、10回分まとめて払うのに抵抗を感じるんです。もう1つは「回数」で売ると、お客様にとって「何のために通うのか」が見えにくくなること。
確かに、「10回券」って言われても、10回通ったらどうなるのか想像しにくいですよね。
そこで効果的なのが「目的型パッケージ」です。例えば「毛穴レスプログラム(6回・3ヶ月)」「ブライダル準備コース(8回・2ヶ月)」というように、ゴールを明確にしたパッケージにする。お客様は「6回通ったら毛穴が目立たなくなるんだ」と具体的にイメージできるので、購入のハードルが一気に下がります。
売れるパッケージの価格設計
パッケージの価格はどう決めればいいんですか?単純に1回分の料金×回数から割引する感じですか?
単純な掛け算ではなく、3つのポイントを意識してください。まず「松竹梅の3プラン」を用意すること。例えば、ライトコース3回45,000円、スタンダード6回80,000円、プレミアム10回120,000円。多くの方が真ん中を選びます。
松竹梅の法則ですね。2つ目のポイントは?
2つ目は「回数が増えるほど1回あたりの単価を下げる」こと。ライト1回15,000円、スタンダード1回13,300円、プレミアム1回12,000円のように段階的に割引すると、上位コースのお得感が伝わります。3つ目は「パッケージ限定特典」をつけること。コース購入者だけの肌診断レポートや、自宅ケア用サンプルの毎回プレゼントなど、回数券では得られない付加価値を加えるのが鍵です。
提案タイミングと自動フォロー
いいパッケージを作っても、提案するタイミングを間違えたら売れないですよね。いつ提案するのがベストですか?
初回来店時にいきなり提案するのはNGです。最も効果的なのは、2回目の来店後。初回の施術結果を実感してもらったうえで「この変化を定着させるにはコースでの継続がおすすめです」と提案する。このタイミングなら説得力がまったく違います。
2回目の来店後に提案するのを忘れちゃうこともありそうですけど…。
だからこそLINEの自動化が有効です。ToolsBoxなら、2回目の来店翌日に「施術の効果はいかがですか?継続プランのご案内です」と自動でメッセージを送る仕組みが作れます。提案のタイミングを逃さないうえ、スタッフが口頭で切り出しにくい場合でも、LINEなら自然に案内できます。
ツールLやツールEでも似たことはできるんですか?
機能的には可能ですが、来店回数をトリガーにした配信設定はやや複雑です。ToolsBoxは「コース提案」の施策テンプレートを選ぶだけで、来店回数に応じた自動配信が設定できます。月額¥0から使えるので、まずは2回目来店後の自動フォローから始めてみてください。
まとめ:売れるパッケージ設計のポイント
回数券より売れるトリートメントパッケージのポイントをおさらいします。
- 「回数」ではなく「目的・ゴール」を軸にパッケージを設計する
- 松竹梅の3プランを用意し、中間プランに魅力を集中させる
- パッケージ限定の特典で付加価値を高める
- 提案タイミングは2回目の来店後がベスト
- LINE自動配信で提案のタイミングを逃さず、自然にコースへ誘導する
田辺一雄
ToolsBox代表