来店率2倍!位置情報を活用したLINE来店促進自動化システム
顧客の位置情報や来店履歴に基づいて、最適なタイミングで来店を促すメッセージを自動配信する仕組み作り。
「オンラインから実店舗へ」の壁を越える

SNSやLINEでフォロワーは増えているのに、実際の来店にはなかなかつながらない──実店舗を持つ事業者にとって、これは切実な悩みです。オンラインの「いいね」やフォローと、実際の来店行動との間には大きな溝があります。
この溝を埋めるカギが、来店データを活用した自動配信です。お客様の行動パターンに合わせて最適なタイミングでメッセージを届けることで、来店率を2倍にした事例もあります。田辺と倉内が、LINE来店促進の自動化手法を解説します。
来店促進がうまくいかない本当の理由
田辺さん、LINE友だちが1,000人いても月の来店に結びつくのは50人程度というお店の話を聞いたことがあるんですが、そんなものなんですか?
残念ながら珍しくない数字です。来店促進がうまくいかない最大の理由は、メッセージのタイミングと文脈が合っていないことです。月曜の朝9時に「今週末ご来店ください」と送っても、週末の予定はまだ考えていない。金曜の夕方に送ればまだ効果的ですが、一斉配信ではそこまでの細かい調整ができません。
確かに、タイミングって重要ですよね。私も店長の頃、ちょうどお客様が買い物に出かけるタイミングでアプローチできたら一番いいなと思ってました。
まさにそこです。もう一つの問題は「行く理由」の欠如です。「ぜひご来店ください」だけでは弱い。お客様は忙しいので、わざわざ行く理由が必要なんです。新商品入荷、限定クーポン、イベント開催──何かしらの「今日行かないともったいない」理由を提供する必要があります。
来店履歴に基づく最適タイミング配信

タイミングが大事なのは分かりますが、お客様一人ひとりのベストなタイミングって違いますよね。どうやって見極めるんですか?
来店データを見れば、パターンが見えてきます。例えば2週間ごとに来店する傾向がある顧客なら、来店日をカスタムフィールド(日付)に記録しておくことで、3週間後に「お久しぶりです」と自動で声をかけられます。こうしたフォローを、ToolsBoxでは来店日を起点にしたリマインダーの自動配信で実現します。
お客様ごとの来店日をもとに、来ていない人に自動でメッセージを送ってくれるんですか?それはまさに、常連さんの来店ペースを覚えている店員さんと同じですね。
デジタルなら何千人の常連さんの来店日でも正確に記録できます。ToolsBoxでは、来店日をカスタムフィールドに記録しておけば、そこから一定日数後に自動でフォローメッセージを送るリマインダーを組めます。来店の間隔が長いお客様には、より特別感のあるフォローメッセージを設定することもできます。
来店チェックインの仕組みづくり
来店データを取るには、お客様が来店したことをどうやって記録するんですか?
いくつか方法がありますが、最もシンプルなのは店頭QRコードによるチェックインです。店頭にQRコードを設置して、お客様がLINEで読み取ると「チェックイン完了!ポイントが付与されました」とメッセージが届く。お客様はポイントがもらえるから積極的にチェックインしてくれますし、お店は来店データが自動で蓄積されます。
ポイントがもらえるなら、お客様も喜んでやってくれそうですね!チェックインのたびにデータが貯まっていくのは一石二鳥ですね。
ToolsBoxのチェックインポイント機能なら、QRコードの生成からポイント付与、来店記録の蓄積まですべて自動です。不正防止のために1日1回までの制限や、GPS連携で実際に店舗付近にいることを確認する機能も備えています。
応用:来店頻度別のセグメント施策
来店データが蓄積されたら、どんな施策に活用できますか?
来店の回数に応じた4段階のアプローチが効果的です。まず初来店のお客様には、2回目来店を促すウェルカムクーポンを翌日に配信。チェックインのスコアが貯まってきたお客様には来店サイクルに合わせたリマインドと新商品情報。スコアが上位に達した常連には限定メニューの先行案内やVIP特典。そしてしばらく来ていないお客様には、来店日をカスタムフィールドに記録しておくことで、復帰クーポンと新メニューの紹介をリマインダーで自動配信します。
来店頻度によって送る内容を変えるんですね。常連さんにウェルカムクーポンを送ったら失礼ですもんね。ToolsBoxならこの出し分けも自動ですか?
はい。来店チェックインのたびに加算されるスコアでセグメントを作れるので、各セグメントに対応するシナリオを設定するだけです。ツールLなどでは来店管理と配信の連携に外部ツールが必要でしたが、ToolsBoxではチェックイン、ポイント管理、セグメント、シナリオ配信がすべて一体で動作します。パートナーの方も、来店促進をやりたいとAIに伝えるだけで、テンプレート(タグ・フォーム・シナリオなど)が組み上がります。
データに基づいた来店促進が自動で回るなんて、店長時代の私に教えてあげたいです(笑)。お客様一人ひとりに合わせたアプローチを人力でやるのは不可能でしたから。
テクノロジーの力を借りることで、少人数でも何千人の顧客に対して「一人ひとりに合わせた」接客ができる。これがLINE来店促進の自動化の最大の価値です。
まとめ:来店促進自動化のポイント
- タイミングと理由の両方が必要:いつ送るかと何を送るかの両方を最適化する
- 来店日起点の自動リマインド:来店日をカスタムフィールドに記録しておけば、一定日数後にフォロー配信を自動送信
- QRコードチェックイン:ポイント付与と来店データ蓄積を同時に実現
- 来店回数別のセグメント施策:初来店、スコアの段階、休眠で送る内容を切り替え
- チェックイン・ポイント・配信の一体運用:ToolsBoxなら外部ツール不要で完結
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業26年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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