来店を自動検知!位置情報トリガーでLINE配信を最適化する方法
顧客が店舗近くに来たタイミングで自動的にクーポンやお知らせを配信。来店率を向上させる位置情報活用の自動化テクニックを解説します。
「お客様がお店の近くにいる瞬間」を逃していませんか

お客様が店舗の近くを通りかかった時に、ちょうどクーポンが届いたら。「せっかくだから寄っていこう」と思う確率は、自宅にいる時にクーポンが届いた場合とは比べものになりません。
位置情報を活用したマーケティングは、大手チェーンだけの手法ではありません。小規模な店舗でも、LINEと組み合わせることで「タイミングの最適化」を実現できます。今回は、実店舗を持つ事業者が今日から使える位置情報活用術をお伝えします。
位置情報マーケティングの基本的な考え方
田辺さん、位置情報マーケティングってGPSを使ってお客様を追跡するんですか?ちょっと怖い気がします……。
追跡するわけではありません。あくまで「お客様自身がアクションを起こした時」に位置情報を活用する設計です。例えばLINEには「位置情報を送信する」機能がありますよね。お客様が自発的に位置情報を送ってくれた場合に、最寄りの店舗情報やクーポンを返す。これなら個人情報の観点でも問題ありません。
お客様が自分から送る形式なら安心ですね。でも、わざわざ位置情報を送ってくれるものですか?
仕掛けが必要です。例えば「位置情報を送信すると、近くの店舗で使えるクーポンが届きます」というリッチメニューのボタンを設置する。お客様にとって「位置情報を送るメリット」を明確にすれば、自然と利用してくれます。
実店舗で使える位置情報活用の3パターン

位置情報を活用した具体的な施策を教えてください!
パターン1:チェックイン型。これが最もシンプルで効果的です。お客様が来店時にLINEで「チェックイン」する。チェックインするとポイントが貯まったり、来店特典がもらえたりする仕組み。来店データも自動で蓄積されるので、一石二鳥です。
パターン2:最寄り店舗案内型。複数店舗を持つ事業者向け。位置情報を送信すると、最寄りの店舗の地図・営業時間・本日のおすすめが自動で返ってくる。パターン3:エリア限定配信型。特定のエリアに住んでいるお客様にだけ、近隣店舗のキャンペーン情報を配信する。全店舗共通のキャンペーンより、地域密着型の方が反応率は高いです。
チェックイン型が一番手軽に始められそうですね。ポイントが貯まるなら、お客様も楽しんでやってくれそう。
チェックイン機能で来店データを自動蓄積する
チェックイン機能って、LINE公式アカウントの標準機能にありますか?
残念ながら標準機能にはありません。ショップカード機能で来店ポイントを付与することはできますが、来店データを配信シナリオに連携させることはできない。チェックインデータを活用して「5回来店した方に特別クーポン」を自動配信するには、外部ツールが必要です。
ToolsBoxにはチェックイン機能が搭載されていて、QRコードをお店に設置するだけで運用できます。お客様がQRコードを読み取ると自動でチェックインが完了し、来店回数がカウントされる。来店5回目にVIPタグが自動付与されてVIPシナリオが走る、来店10回目に感謝メッセージが届く、といった仕組みが全自動で動きます。
QRコードを置くだけでいいなら、お店の負担もほとんどないですね。
しかもチェックインデータは顧客のスコアリングにも自動反映されるので、来店頻度に基づいたセグメント配信が可能になります。月額¥0のフリープランからチェックイン機能は使えますよ。まずはQRコードをレジ横に置くところから始めてみてください。
まとめ:位置情報活用のポイント
- 位置情報はお客様が自発的に送る形式で活用するのが基本
- チェックイン型が最もシンプルで効果的な始め方
- 来店データとシナリオ配信を連携させて来店回数ベースの自動施策を実現
- QRコードを設置するだけでお店側の運用負担はほぼゼロ
- 蓄積された来店データはスコアリングやセグメント配信に活用できる
田辺一雄
ToolsBox代表