ToolsBoxToolsBox
ツール比較10分

多言語対応で海外客も獲得!グローバル展開のためのLINE活用術

LINE拡張ツールの多言語機能を徹底比較!自動翻訳、言語別配信、文字コード対応など、ツールL・ツールE含む各ツールの国際化機能を解説。

インバウンド復活──外国人観光客にLINEでアプローチする時代

LINE多言語対応で海外客にも対応する店舗スタッフのイメージ
LINE多言語対応で海外客にも対応する店舗スタッフのイメージ

訪日外国人観光客数が過去最高を更新し続ける中、多言語でのコミュニケーションは観光業界だけでなく小売・飲食・サービス業全体の課題となっています。実はLINEは日本だけでなく台湾やタイでも広く普及しており、海外顧客へのアプローチ手段として非常に有効です。

しかし、多言語対応を実現するには、言語の自動判別、翻訳機能、言語別のメッセージ配信といった機能が必要です。LINE拡張ツールごとにこれらの機能の対応状況は大きく異なります。

LINE×多言語マーケティングの可能性

田辺さん、外国人のお客さんへのLINE対応って、実際にどれくらいニーズがあるんですか?

非常に大きいですよ。特に台湾からの観光客はLINEの利用率が約90%と言われています。日本のお店のLINE公式アカウントを旅行前に友だち追加して情報収集するという行動パターンも一般的になっています。英語圏の方はLINEよりWhatsAppが主流ですが、日本滞在中にLINEをインストールするケースも増えています。

台湾のお客さんがそんなにLINEを使っているとは知りませんでした。でも、中国語で対応するのって大変じゃないですか?

だからこそツール側の多言語機能が重要になるんです。スタッフが外国語を話せなくても、ツールの力で多言語コミュニケーションを実現する──これが理想的な形です。

主要ツールの多言語対応状況

多言語のメッセージを使い分けてLINE公式アカウントで海外客を獲得するイメージ
多言語のメッセージを使い分けてLINE公式アカウントで海外客を獲得するイメージ

ツールLやツールEは多言語対応しているんですか?

ツールLは基本的に日本語ユーザーを前提に設計されているため、多言語対応は限定的です。管理画面の多言語表示やメッセージの自動翻訳機能は公式に案内が見当たりません(2026年8月時点)。手動で言語ごとにタグ付けして、配信を分ける方法はありますが、運用がかなり煩雑になります。

ツールEはどうですか?

ツールEも同様に日本語メインです。一部のツールではLINEのプロフィール言語設定を取得して自動でセグメント分けする機能を持つものもありますが、メッセージの自動翻訳や多言語テンプレートを標準搭載しているツールはほぼありません。

つまり、多言語でメッセージを送りたい場合は、翻訳したテキストを自分で用意して、言語ごとに手動で配信を分ける必要があるということですね。

そうなんです。しかも言語ごとにシナリオを2重、3重に構築する必要があり、運用コストが言語数に比例して跳ね上がるのが最大の課題です。

ToolsBoxの多言語対応──タグとテンプレートで運用する

ToolsBoxだと多言語対応はどう解決しているんですか?

正直にお伝えすると、ToolsBoxにはLINEプロフィールやメッセージから言語を自動判別する機能や、AIによる自動翻訳機能はありません。ただ、実用的な組み合わせ方はあります。まず言語タグでの振り分けです。友だち追加時のアンケートやフォームで希望言語を選んでもらい、その回答でタグを自動的に付けます。

アンケートで答えてもらえば、タグで振り分けられるんですね。2つ目は?

2つ目は言語別のセグメント配信です。あらかじめ英語・中国語などに翻訳したメッセージを用意しておけば、言語タグごとにセグメント配信で出し分けられます。AIが自動で翻訳してくれるわけではないので、翻訳は事前に人の手で用意する必要があります。

3つ目は何ですか?

3つ目は予約リマインドなどのテンプレートを言語別に用意しておくことです。よく使う定型メッセージ(予約確認や来店お礼など)は、あらかじめ英語・中国語版を作っておいて、言語タグに応じたシナリオを組んでおけば、都度翻訳する手間を減らせます。ただし日本語で書くだけで自動的に他言語配信に変換される、という機能ではありません。

なるほど、完全自動ではないですが、テンプレートを揃えておけば運用の手間はかなり減らせそうですね。観光地のお店には助かる仕組みだと思います。

たとえば観光地の旅館なら、予約確認や到着前の案内、チェックイン後のおもてなし情報といった定型メッセージを日本語・英語・中国語で用意しておき、言語タグに応じて出し分ける、という使い方ができます。外国語スタッフがいなくても、あらかじめ用意した翻訳文でLINE上のコミュニケーションをカバーできるんです。

まとめ:多言語対応ツール選びのポイント

  • 言語タグの管理:友だちの希望言語をアンケートやフォームでタグ管理できるか
  • 翻訳の準備:あらかじめ翻訳したテンプレートを用意して出し分けられるか
  • 言語ごとのテンプレート管理:言語ごとに用意した定型メッセージを整理しやすいか
  • 対応言語の範囲:英語・中国語だけでなく、タイ語・韓国語等にも対応しているか
  • チャット翻訳:顧客とのリアルタイムチャットでも翻訳支援があるか
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業26年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

LINE運用を自動化しませんか?

ToolsBoxなら、やりたいことをAIに伝えるだけでLINE運用を自動化できます。

無料ではじめる