数字が苦手でも大丈夫!マーケティング分析の基本と見るべき指標10選
難しい分析ツールは不要。見るべき10の指標と改善アクションを対談形式で具体例とともに紹介します。
「数字は苦手」でも分析はできる
マーケティング分析と聞くと、複雑なグラフや高度な統計を思い浮かべるかもしれません。しかし小規模ビジネスに必要な分析は、実はとてもシンプルです。見るべき数字を知り、その数字が上がったのか下がったのかを確認し、次のアクションを決める。この繰り返しだけで、勘や経験頼みの経営から一歩抜け出すことができます。
まず押さえるべき基本指標5つ
田辺さん、マーケティング分析って言われても、何をどう見ればいいか全くわからないんですが…。
安心してください。まずは5つの基本指標だけ覚えれば大丈夫です。1つ目は「売上」。月次の売上推移を見るだけでも傾向がわかります。2つ目は「客数」。新規と既存を分けて把握する。売上が下がったとき、客数が減ったのか客単価が下がったのかで打つべき手が全く違います。
なるほど、売上を分解するんですね。
そうです。3つ目は「客単価」。1人あたりの平均購入金額。4つ目は「リピート率」。一定期間内に再購入した顧客の割合。新規集客にコストをかけるよりリピート率を5%上げる方が利益への貢献が大きいケースが多い。5つ目は「LTV(顧客生涯価値)」。1人のお客様が生涯でいくら使ってくれるかの指標。客単価×購買回数×継続期間で計算できます。
LINE・Web施策で見るべき指標5つ
LINEやWebの施策を分析するときは、何を見ればいいですか?
6つ目は「友だち追加数」。月にどれだけ新しい友だちが増えているか。7つ目は「ブロック率」。友だちが増えてもブロックされていたら意味がない。ブロック率が20%を超えたら配信内容の見直しが必要です。8つ目は「メッセージ開封率」。LINEの配信がどれだけ読まれているか。業界平均は60%前後ですが、80%以上を目指したい。
残り2つは?
9つ目は「クリック率(CTR)」。配信内のリンクがどれだけクリックされたか。CTRが低い場合はメッセージの文面やCTAボタンの改善が必要。10個目は「コンバージョン率(CVR)」。クリックした人のうち、実際に購入や予約をした割合。CTRが高いのにCVRが低い場合は、遷移先のページに問題があります。
10個もあると覚えきれなさそうですけど、全部毎日チェックするんですか?
いいえ。毎日見るのは売上と客数だけで十分。週に1回、LINEの開封率とブロック率を確認する。月に1回、10個すべてを棚卸しする。このサイクルで回せば、数字に追われることなく改善を続けられます。
分析結果を次のアクションに変える方法
数字を見ても「で、どうすればいいの?」となりがちなんですが…。
大切なのは「この数字が悪いときは、このアクション」というパターンを持っておくことです。客数が減った→集客施策を強化。客単価が下がった→セット販売やアップセルを設計。ブロック率が高い→配信頻度と内容を見直す。リピート率が低い→フォロー配信を改善。判断をシンプルなルールにしておけば、数字が苦手でも行動に移せます。
ToolsBoxだとこういった分析もできるんですか?
ToolsBoxのダッシュボードでは、友だち数の推移、ブロック率、配信の開封率・クリック率が一目で確認できます。さらに、数字が一定の基準を下回ったときに「ブロック率が上昇しています。配信頻度を見直しましょう」といったアラートも出ます。ツールLやツールEにも分析機能はありますが、ToolsBoxは「次に何をすべきか」のアクション提案まで含まれているのが特長です。月額¥0〜¥29,800で利用できます。
まとめ:マーケティング分析のポイント
数字が苦手でも実践できるマーケティング分析のポイントをおさらいします。
- 売上・客数・客単価・リピート率・LTVの5つの基本指標をまず押さえる
- LINE施策は友だち追加数・ブロック率・開封率・CTR・CVRの5つを見る
- 毎日は売上と客数だけ、週1でLINE指標、月1で全指標を確認する
- 「数字が悪いときのアクション」をパターン化しておく
- ダッシュボードとアラートを活用して分析を習慣化する
田辺一雄
ToolsBox代表