継続率を上げる!パーソナルジムの会員プラン設計の教科書
月額制・回数券・都度払いのメリット・デメリットを徹底比較。顧客ニーズに合わせた最適なプラン設計で売上を安定させる方法を田辺と倉内が対談形式で解説します。
料金プランの設計が「売上の安定」を決める
パーソナルジムの料金体系は、月額制、回数券、都度払いなど選択肢が多く、どれが正解なのか迷うオーナーは少なくありません。実は「どのプランが最適か」はジムのターゲット層とビジネスモデルによって異なります。それぞれの特徴を正しく理解し、自社に最適な組み合わせを見つけましょう。
月額制・回数券・都度払いの特徴を比較する
田辺さん、月額制と回数券と都度払い、それぞれどんなメリット・デメリットがあるんですか?
月額制の最大のメリットは「売上の予測可能性」です。毎月安定した収入が入るので、経営計画が立てやすい。一方、デメリットは月に1〜2回しか来ない「幽霊会員」が発生すること。お客さまにとっても「使ってないのにお金を払っている」と不満につながり、退会の原因になります。
回数券はどうですか?
回数券は「来た分だけ消化」なので、お客さまの心理的ハードルが低いです。特に初心者は「月額で縛られたくない」という方が多いので、回数券のほうが入会に踏み切りやすい。デメリットは売上が不安定になることと、回数券が終わったタイミングで離脱されるリスクです。
都度払いは気軽に来れそうですけど、ジム側は大変そうですね。
都度払いは売上が最も不安定になるので、メインのプランにはおすすめしません。ただ、回数券を使い切った後の「追加セッション用」や、月額プランに含まれない「特別プログラム用」として用意しておくと便利です。
ターゲット別の最適プラン設計
結局、どの組み合わせがベストなんですか?
おすすめは「月額制をメインに、回数券をサブプラン」として用意する組み合わせです。例えば、月額制は「月4回コース」「月8回コース」の2種類。それに加えて「4回券」「8回券」の回数券を用意する。お客さまの通い方に合わせて選んでもらえる設計です。
価格設定のコツはありますか?
ポイントは「月額制のほうがお得になる」設定にすること。月4回の月額コースを3万2千円、4回券を3万6千円にすれば、月額制のほうが1回あたり1,000円安くなります。継続してくれる人にメリットがある設計が、長期的な売上安定につながります。
最近は短期集中コースも人気ですよね。2か月で結果を出すみたいな。
2〜3か月の集中コースは客単価が高く、ビフォーアフターの実績も作りやすいので集客にも効果的です。ただし注意点として、集中コース終了後に退会されないよう「卒業後メンテナンスプラン」を用意しておくことが大切です。月2回のメンテナンスコースを月額1万5千円で設定すれば、卒業後も継続収入が得られます。
プラン変更と継続を促すLINE活用術
会員さんのプラン変更や継続のフォローって、どうやるのが効率的ですか?
ToolsBoxのステップ配信が威力を発揮します。例えば回数券の残りが2回になったタイミングで「回数券の残りが少なくなりました。月額プランに切り替えると1回あたりの料金がお得になります」と自動メッセージを送る。絶妙なタイミングでの提案がプラン変更の成約率を上げます。
集中コースの終了タイミングも重要ですよね。
コース終了の2週間前に「メンテナンスプランのご案内」を自動送信し、1週間前に「卒業後のトレーニングプラン提案」を送る。このように段階的にフォローすれば、「コースが終わったからもういいや」という離脱を防げます。
ツールLやツールEでも似たことはできると思いますが、ToolsBoxの場合は?
ToolsBoxは施策テンプレートから「回数券→月額プランへの切り替え促進」のようなシナリオを選ぶだけで配信フローが自動構成されます。一から設定を組む必要がないのが大きな違いです。月額¥0から始められるので、プラン設計と合わせて導入するのがおすすめです。
まとめ:会員プラン設計のポイント
売上を安定させる料金プラン設計のポイントを整理します。
- 月額制をメイン、回数券をサブプランとして組み合わせるのが最適解
- 月額制のほうが1回あたりの単価がお得になる価格設計で継続を促す
- 短期集中コースは客単価が高いが、終了後のメンテナンスプランを必ず用意する
- 回数券の残数やコース終了のタイミングで自動フォローメッセージを送る
- ToolsBoxのステップ配信で、プラン切り替えの提案を最適なタイミングで届ける
- 会員の通い方データを分析し、プランの改善を継続的に行う
田辺一雄
ToolsBox代表