会員制度で安定収益!継続率90%を実現するプログラム設計術
高い継続率を実現する会員制度の設計方法を解説。価格設定から特典設計、退会防止策まで成功事例を交えて対話形式で具体的に説明します。
「毎月の売上が読めない」を会員制度で解決する
来月の売上がどれくらいになるか予測がつかない。この不安を抱える事業者は非常に多いです。会員制度(サブスクリプション型プログラム)を導入すれば、毎月の基盤収益を確保しながら、顧客との関係を深めることができます。今回は、継続率90%を実現する会員制度の設計術を、田辺と倉内が対話形式で解説します。
会員制度が成功する3つの条件
会員制度を導入している事業者は多いですが、うまくいっているところと失敗しているところの差は何ですか?
成功する会員制度には3つの共通点があります。1つ目は「会員でないと得られない明確な価値」がある。単なる割引だけでは弱い。「会員限定メニュー」「会員専用の予約枠」「優先案内」など、お金では買えない体験を提供することが大事です。
2つ目は「月額のハードルが低い」こと。最初から月額5,000円だと入会を躊躇する人が多い。月額500〜2,000円のエントリープランを用意して、まず入会してもらう。利用が定着してからアップグレードを提案する方が結果的に収益は大きくなります。
3つ目は?
「使い続けるほどお得になる仕組み」です。3ヶ月継続で特典A、6ヶ月でB、1年でCのように、長く続けるほど価値が積み上がる設計にする。退会するともったいないと感じる「スイッチングコスト」が自然に生まれます。
継続率を90%に引き上げる具体的な施策
会員制度で一番怖いのは退会されることですよね。退会を防ぐ施策はありますか?
退会防止で最も効果的なのは「退会を考える前にフォローする」ことです。データ上、退会リスクが高まるのは「2ヶ月目」と「6ヶ月目」。入会直後のテンションが下がる2ヶ月目と、マンネリ化する6ヶ月目にフォローメッセージを送ります。
具体的には、2ヶ月目に「会員特典、活用できていますか?おすすめの使い方をご紹介します」、6ヶ月目に「半年継続ありがとうございます。感謝の気持ちを込めて○○をプレゼントします」。このタイミングでの接触があるかないかで、継続率に20〜30%の差が出ます。
退会の申し出があった場合はどうすればいいですか?
引き止めの前に、まず退会理由をヒアリングすること。「利用頻度が減った」なら休会プランの提案、「金額が高い」ならダウングレードの提案、「サービスに不満」なら改善の約束。退会以外の選択肢を用意しておくことで、退会者の30〜40%を引き留められます。
LINEで会員プログラムの運用を自動化する
会員向けの配信や特典の管理って、手動だと大変そうですね。
だからこそLINEとの連携が威力を発揮します。会員登録のお知らせ、毎月の特典案内、継続特典の通知、利用促進のリマインドなど、すべてLINEのステップ配信で自動化できます。
ToolsBoxなら「会員プログラム」の施策テンプレートが用意されていて、入会後のウェルカムメッセージ、月次の特典案内、継続特典の自動配信、退会防止のフォローメッセージまで一括で設定できます。会員のステータスをタグで管理して、ランクに応じた配信内容を自動で切り替えることも可能です。
ツールLやツールEではどうですか?
タグ管理やステップ配信の機能はありますが、会員ランクに応じた配信の切り替えは自分でシナリオを設計する必要があります。ToolsBoxは施策テンプレートとして「会員ランク別配信」がプリセットされているので、設計の手間が省けます。月額¥0のフリープランから試せるので、まずはシンプルな2ランク制(一般会員・VIP会員)から始めてみてください。
最初は小さく始めて、会員数が増えてからプログラムを充実させていけばいいんですね。
その通りです。最初から複雑な会員制度を作ると運用が回りません。シンプルな特典からスタートして、会員の反応を見ながら徐々に充実させていく。データに基づいた改善が、継続率90%の会員制度を作る唯一の道です。
まとめ
継続率の高い会員制度を設計するポイントです。
- 割引だけでなく「会員限定の体験」を特典の中心に据える
- 月額500〜2,000円のエントリープランで入会のハードルを下げる
- 入会2ヶ月目と6ヶ月目にフォローメッセージを送り、退会リスクを先回りして防ぐ
- 退会申し出には「休会」「ダウングレード」の代替案を提示する
- LINEのステップ配信で特典案内・継続特典・フォローを自動化する
田辺一雄
ToolsBox代表