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マーケティング5分

オムニチャネル戦略入門!店舗・EC・SNSを統合した顧客体験設計

実店舗とオンラインをシームレスにつなぐ方法を解説。顧客データの一元管理からチャネル横断的な施策展開まで実践的なノウハウを対話形式で紹介します。

お客さんはチャネルを意識していない

実店舗、EC、SNS、LINE。複数の販売チャネルを持つ事業者は増えていますが、それぞれがバラバラに運営されているケースがほとんどです。しかし顧客の視点では「同じお店」。チャネルごとに対応が違ったり、情報が引き継がれなかったりすると不満につながります。今回は、チャネルを横断した一貫性のある顧客体験の作り方を、田辺と倉内が対話形式で解説します。

バラバラ運営が引き起こす3つの問題

複数チャネルを持っていること自体は良いことですよね?何が問題なんですか?

チャネルを持つこと自体は強みです。問題は「連携していない」こと。具体的に3つの問題が起こります。1つ目は「顧客情報の分断」。店舗の顧客台帳とECの購入履歴とLINEの友だちリストが別々に管理されていて、同一人物が3つの別人として扱われている。来店客にECのセール情報を送れないし、EC客に店舗イベントの案内もできない。

2つ目は「体験の不一致」。店舗で「LINE友だち追加で10%OFF」と案内しているのに、LINEを開いてもそのクーポンがない。ECで在庫ありと表示されているのに、店舗に行ったら「ECの在庫は別管理です」と言われる。こうした体験の不一致はお客さんの信頼を損ないます。

3つ目は何ですか?

「施策の重複・漏れ」です。店舗チームとEC担当とSNS担当がそれぞれ別のキャンペーンを打っていて、同じ週に3つも割引が重なったり、逆にどのチャネルでも何もしていない空白期間が生まれたり。リソースの無駄遣いです。

チャネル統合を実現する3つのステップ

この問題を解決するには、何から始めればいいですか?

ステップ1は「顧客データの一元化」。店舗・EC・LINEの顧客情報を1つのデータベースに統合する。最も手軽な方法は、LINE公式アカウントを顧客IDの軸にすること。店舗来店時にLINE友だち登録をしてもらい、ECアカウントともLINEを紐づければ、1人の顧客を1つのプロフィールで管理できます。

ステップ2は「チャネル横断の購買履歴管理」。この人は店舗で月1回来店、ECで年2回購入、LINEのクーポン利用率が高い、というデータが一元化されると、最適なチャネルで最適なメッセージを送れるようになります。ステップ3は「統一されたキャンペーン設計」。店舗・EC・SNS・LINEで同じキャンペーンを、チャネルごとの特性に合わせた形で展開する。

例えばどんなキャンペーンが考えられますか?

例えば「周年記念セール」。店舗では記念品のプレゼント、ECでは送料無料、LINEではステップ配信で「あと3日で終了」とリマインド、SNSでは店舗の雰囲気を動画で投稿。同じテーマをチャネルの特性に合わせて変換するんです。お客さんはどのチャネルからでも一貫したメッセージを受け取れる。

LINEを「つなぎ役」にした統合運用の実践

LINEが統合の軸になるというのは、具体的にどういう仕組みですか?

LINEはプッシュ通知で直接お客さんに届くので、あらゆるチャネルへの誘導起点として最適です。ECの新商品案内もLINEから、店舗イベントの告知もLINEから、SNSキャンペーンの参加促進もLINEから。すべての起点をLINEに統一すれば、自然とチャネル横断の動線が生まれます。

ToolsBoxは顧客データの一元管理と、チャネル横断のセグメント配信に対応しています。店舗来店タグ、EC購入タグ、SNS経由タグなどを1人の顧客プロフィールに集約して、行動に応じた最適な配信ができます。ツールLやツールEもデータ管理機能はありますが、ToolsBoxは「店舗×EC連携」のような施策テンプレートがあるので、統合運用の設定がスムーズです。

中小企業でもオムニチャネルは実現できるんですか?

大企業のような大規模なシステム投資は不要です。LINEを軸にして、友だち追加時に「店舗でお知り合いですか?」「ECからのご登録ですか?」とアンケートを取るだけでも、チャネル横断の顧客理解は始められます。ToolsBoxなら月額¥0のフリープランからこの運用ができるので、まずは「お客さんがどのチャネルから来ているか」を見える化するところから始めてください。

まとめ

チャネル統合で顧客体験を向上させるポイントです。

  • 顧客情報が分断されていると体験の不一致や施策の無駄が生まれる
  • LINE公式アカウントを顧客IDの軸にして、店舗・EC・SNSのデータを一元化する
  • 同じキャンペーンをチャネル特性に合わせて変換し、一貫した体験を提供する
  • LINEをすべてのチャネルへの誘導起点とし、横断的な動線を設計する
  • まずは友だち追加時のアンケートで流入チャネルを把握することから始める

田辺一雄

ToolsBox代表

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