オンライン相談で新規獲得!整骨院のリモート診療の始め方
整骨院でオンライン相談を始めたい経営者へ。必要な機材、料金設定、法的注意点から予約管理まで、LINEを活用した実践的な導入ステップを専門家が解説します。
リモートでの健康相談、整骨院でも始められます

コロナ禍をきっかけに、医療・健康分野でもオンライン化が急速に進みました。しかし「整骨院でオンライン相談なんて本当にできるの?」「法律的に大丈夫?」「どうやって始めればいいか分からない」という声を多く聞きます。
実は、整骨院でのオンライン相談は適切な範囲で行えば、新規患者の獲得や既存患者のフォローアップに非常に効果的です。特に「痛みがあるけど外出が難しい」「まず相談してから来院を決めたい」という潜在患者へのアプローチとして、大きな可能性を秘めています。
今回は、整骨院でオンライン相談サービスを始めるための実践的なステップを、ToolsBox代表の田辺と広報の倉内が対話形式で解説します。
整骨院のオンライン相談、何ができて何ができない?
田辺さん、最近「整骨院でもオンライン相談を始めたい」という声が増えているそうですね。でも、整骨院って実際に体を診ないとダメなイメージがあるんですが…
いい質問ですね。確かに整骨院は「施術」が本業ですから、オンラインで施術はできません。ただ、法律的に問題ない範囲でのオンライン相談は十分可能なんです。具体的には「健康相談」「セルフケア指導」「来院前の事前ヒアリング」といった形ですね。
なるほど。つまり診断や治療はできないけど、相談やアドバイスはOKということですか?
その通りです。うちのクライアントさんの整骨院では、「初回来院前の無料相談」という形で始めました。結果、相談後の来院率が約70%になって、新規患者獲得のコストが大幅に下がったんです。相談で信頼関係ができてから来院するので、継続率も高いんですよ。
70%!それはすごい数字ですね。具体的にはどんな相談内容が多いんですか?
多いのは「腰痛や肩こりの原因について知りたい」「自宅でできるストレッチを教えてほしい」「どんな施術をするのか事前に知りたい」といった内容です。特に初めて整骨院に行く方は不安が大きいので、オンラインで顔を見て話せるだけで安心感が全然違うんですね。
必要な機材と環境の準備

オンライン相談を始めるには、どんな機材が必要なんでしょうか?高額な投資が必要だと二の足を踏んでしまいそうで…
実はそんなに特別な機材は不要なんです。最低限必要なのは、①カメラ付きのパソコンかタブレット、②安定したインターネット回線、③静かな相談スペース、この3つだけ。既存の設備で十分始められます。
それなら初期投資はほとんどかからないですね!ビデオ通話はどのツールを使うんですか?
LINEのビデオ通話が一番おすすめです。理由は患者さんがすでに使い慣れているツールだから。新しいアプリをダウンロードしてもらう必要がないんですね。ToolsBoxでLINE公式アカウントを運用していれば、予約からビデオ通話までスムーズに誘導できます。
確かに!私も店長時代、お客様に新しいアプリを入れてもらうのが一番の壁でした。LINEなら確実に持ってますもんね。
予約管理と料金設定のポイント
オンライン相談の予約管理って、どうやるのがいいんでしょう?電話だと営業時間外の予約を取りこぼしそうで…
そこがまさにLINE公式アカウントとToolsBoxの出番です。予約管理機能を使えば、24時間365日、患者さんが好きなタイミングで予約できるんです。実際にある整骨院では、導入後に営業時間外の予約が全体の40%を占めるようになりました。
40%も!それって機会損失がかなりあったってことですよね。料金設定はどうすればいいんでしょうか?
ここは戦略次第ですね。初回相談を無料にして集客の入口にするパターンと、15分2,000円程度の有料相談にするパターンがあります。無料だと来院につながりやすく、有料だと真剣度の高い患者さんが集まる傾向があります。うちのクライアントさんでは、初回無料・2回目以降有料という設定が一番バランスが良かったですね。
なるほど!フリーミアムモデルみたいな感じですね。予約時に料金プランを選べるようにするんですか?
その通りです。ToolsBoxの予約管理機能では、複数のメニュー設定ができるので、「初回無料相談(15分)」「セルフケア指導(30分・3,000円)」「リハビリフォローアップ(20分・2,500円)」みたいに分けられます。患者さんは自分の目的に合わせて選べるわけです。
法的注意点とリスク管理
ここまで聞いて「やってみたい!」と思う一方で、やっぱり法律面が心配です。何か注意すべきポイントはありますか?
重要なポイントですね。整骨院でのオンライン相談では、絶対に「診断」や「治療」と受け取られる表現を避けることが大切です。あくまで「健康相談」「セルフケアアドバイス」という位置づけで行う。そして必ず「気になる症状がある場合は実際に来院してください」と伝えることです。
線引きが大事なんですね。他に気をつけることはありますか?
相談内容の記録を残すことと、プライバシー保護ですね。ToolsBoxのメモ機能を使えば、患者さんごとの相談履歴を残せます。これは次回来院時の参考にもなるし、万が一トラブルがあった時の証拠にもなる。また、ビデオ通話は他の患者さんに見えない個室で行うなど、プライバシー配慮も必須です。
効果を最大化する運用のコツ
実際に始めるとして、どうやって患者さんにオンライン相談のことを知ってもらえばいいでしょう?
既存患者さんにはLINE公式アカウントで告知するのが効果的です。ToolsBoxのシナリオ配信機能を使えば、来院後3日目に「ご自宅でのケアは順調ですか?無料オンライン相談もご利用いただけます」といった自動フォローができます。これで継続率が20%向上した事例もあるんです。
既存患者さんのフォローアップにも使えるんですね!新規の方へのアプローチはどうでしょう?
Googleビジネスプロフィールやホームページに「初回無料オンライン相談実施中」と掲載するのが効果的です。「いきなり整骨院に行くのはハードルが高い」という方も、オンラインなら気軽に試せますからね。実際、オンライン相談から始めた患者さんの方が、平均来院回数が1.5倍多いというデータもあります。
1.5倍!それは単価アップにも繋がりますね。最後に、これから始める整骨院の方へアドバイスをお願いします。
まずは小さく始めることです。いきなり完璧を目指さず、週に2〜3枠だけオンライン相談の枠を設けてみる。やってみると患者さんのニーズが見えてきますから、それに合わせて改善していけばいいんです。ToolsBoxは月額¥0から始められて契約縛りもないので、まずは予約管理とLINE配信から試してみるのがおすすめですね。初期費用ゼロでスタートできますから、リスクはほとんどありません。
まとめ:オンライン相談で患者との接点を増やそう
整骨院でのオンライン相談は、適切な範囲で行えば新規患者獲得と既存患者のフォローアップに大きな効果を発揮します。重要なポイントをまとめると:
- 法律の範囲内で:診断・治療ではなく「健康相談」「セルフケアアドバイス」として提供
- 低コストで始められる:既存の機材とLINEで十分スタート可能
- 24時間予約受付:営業時間外の機会損失を防ぎ、予約取りこぼしを減らす
- 料金設定は戦略的に:初回無料で集客、2回目以降有料が効果的
- 自動フォローで継続率向上:来院後のケアフォローで患者満足度アップ
オンライン相談は、整骨院と患者をつなぐ新しい接点です。まずは小さく始めて、患者さんの反応を見ながら改善していきましょう。ToolsBoxなら、予約管理からフォロー配信まで一元管理できるので、運用負担を最小限に抑えながらオンライン相談を始められます。
田辺一雄
ToolsBox代表