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エクセルでできる!飲食店の顧客データ活用術【テンプレート付き】

高額なシステムは不要!エクセルで始める顧客管理で、来店頻度アップと売上向上を実現する方法をステップバイステップで解説。

「顧客データ」は高額システムがなくても活用できる

大手チェーンはPOSレジと連動した顧客管理システムで来店データを分析しています。しかし個人飲食店がそんなシステムを導入するのは現実的ではありません。実はエクセル1つあれば、十分に使える顧客データベースが作れます。お客さんの名前、来店日、注文内容。このシンプルなデータを記録するだけで、売上アップにつながるアクションが見えてきます。

まずは「記録する習慣」を作る

田辺さん、顧客データって具体的に何を記録すればいいですか?

最初はシンプルでいいです。エクセルに5つの列を作ってください。「来店日」「お名前(ニックネームでもOK)」「人数」「注文内容」「メモ」。これだけです。全てのお客さんを記録するのは大変なので、まずは常連さんや会話をしたお客さんだけで構いません。メモ欄には「お子さん連れ」「辛いもの好き」「アレルギーあり(卵)」のような個人情報を書いておく。

記録を続けるコツはありますか?毎日だと面倒になりそうです。

閉店後に5分だけ使って、その日印象に残ったお客さんだけ記録する。完璧を目指さないことが継続のコツです。1ヶ月も続ければ30〜50件のデータが溜まります。これだけでも「先月は常連の○○さんが来ていない」「木曜日は来客が少ない」といった気づきが得られます。データは溜まるほど価値が上がるので、まず記録する習慣を作ることが最も重要です。

データから「次のアクション」を見つける

データが溜まったら、どう活用すればいいですか?

3つの視点で分析します。1つ目は「来店頻度」。月に2回以上来ている常連さんは誰か、逆に3ヶ月以上来ていない「離反候補」は誰か。離反候補にはLINEで「お久しぶりです。新メニューが出たのでぜひ」とメッセージを送るだけで、戻ってくる方がいます。2つ目は「人気メニューの把握」。注文データを集計すれば、実際に何が売れているかが数字で分かる。感覚的に「あのメニューが人気」と思っていても、実はデータで見ると違うことがあります。

3つ目は何ですか?

3つ目は「曜日・時間帯別の分析」です。来客数が多い曜日と少ない曜日、ランチとディナーの比率。これが分かれば、閑散時間帯にどんな施策を打つべきかが見えてきます。水曜日の来客が少ないなら「水曜限定メニュー」を作る、ディナーが弱いなら「ハッピーアワー」を設ける。データに基づいた判断は「なんとなく」の施策より成功率が格段に高いです。僕がLINE活用を10年以上支援してきた中でも、データを見てから施策を打つお店は結果が出やすい傾向にあります。

エクセルからLINEへ、データ活用のステップアップ

エクセルの管理に慣れたら、次のステップはありますか?

エクセルでデータの価値を実感したら、次はLINE公式アカウントと連携させるステップに進みましょう。LINEに友だち登録してもらえば、来店データとLINEのアカウントが紐づき、メッセージ配信のターゲティングに使えるようになります。「前回カレーを注文した方」にだけ新しいカレーメニューの案内を送る、「1ヶ月以上来店がない方」にだけクーポンを送る。エクセルで分析して頭の中で考えていたアクションを、実際に自動で実行できるようになります。

そういった顧客データの活用にToolsBoxは使えますか?

ToolsBoxなら「顧客管理」の施策テンプレートで、来店記録・タグ付け・セグメント配信まで一括で構成できます。エクセルで培ったデータ活用の考え方をそのままLINE上で実践できるイメージです。ツールLやツールEでも顧客管理機能はありますが、ToolsBoxは施策テンプレートを選ぶだけで「常連フォロー」「離反防止」など目的別の配信が自動構成されるので、データ活用の第一歩として始めやすい。月額¥0から利用できますので、まずはエクセルでの記録と並行してLINEでの顧客接点づくりから取り組んでみてください。

まとめ

飲食店の顧客データ活用で押さえるべきポイントです。

  • エクセルに「来店日・名前・人数・注文内容・メモ」の5列を作り、閉店後5分で記録する習慣をつける
  • 来店頻度・人気メニュー・曜日別来客数の3つの視点でデータを分析し、次の施策を決める
  • 3ヶ月以上来店がない離反候補にLINEでメッセージを送り、再来店を促す
  • 閑散曜日や時間帯が分かったら、限定メニューやハッピーアワーなどピンポイントの施策を打つ
  • エクセル管理に慣れたらLINEと連携し、タグ付けとセグメント配信でデータ活用を自動化する

田辺一雄

ToolsBox代表

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