デリバリー手数料で損しない!配達代行サービスの賢い選び方と活用術
主要デリバリーサービスの手数料を比較しつつ、自社配達との併用で利益を確保する方法を解説。LINE活用の直接注文戦略まで田辺と倉内が対談形式で紹介します。
デリバリー手数料の「見えないコスト」を理解する
Uber Eats、出前館、menuなど、デリバリーサービスの普及で飲食店の販路は大きく広がりました。しかし「売上は増えたのに利益が出ない」という声も多く聞かれます。原因は手数料の構造を正しく理解していないことにあります。デリバリーで利益を残すための戦略を、手数料の実態から考えていきましょう。
主要デリバリーサービスの手数料を正しく理解する
田辺さん、デリバリーサービスの手数料って実際どのくらいかかるんですか?
主要サービスの手数料は売上の25〜35%程度です。例えばUber Eatsは注文手数料が売上の35%。出前館は初期費用無料で手数料が売上の約30%。menuは手数料が34%ですが、キャンペーンで下がることもあります。
35%って、1,000円の注文で350円も持っていかれるんですか!それは利益が出なくなりますよね。
そうなんです。フードの原価率が35%だとすると、手数料35%と合わせて70%がコストになります。残りの30%から人件費や光熱費を出すのはかなり厳しい。だからデリバリー専用の価格設定が必要になります。
デリバリーの価格を店内より高くしてもいいんですか?
はい、実はほとんどのデリバリーサービスが店内価格との差をOKにしています。一般的にデリバリー価格は店内価格の20〜30%増しに設定しているお店が多いです。容器代や手数料を考慮した価格設定は正当なものですし、利用者も一定のプレミアムは理解しています。
自社配達との併用で利益を最大化する
手数料を減らすために自社配達も検討したほうがいいですか?
近距離のお客さまには自社配達、遠距離はプラットフォーム、という併用戦略が最も効率的です。店舗から半径1〜2km以内なら自社配達のほうが利益率が高くなります。バイクや自転車があれば配達員を1人手配するだけでOKです。
自社配達の注文はどうやって受ければいいですか?電話だと大変ですよね。
ここでLINE公式アカウントが活躍します。ToolsBoxのフォーム機能を使えば、LINEから直接デリバリー注文を受け付けられます。メニュー選択、配達先住所、希望時間をフォームで入力してもらえば、電話対応なしで注文が完結します。
プラットフォームの手数料がかからない分、お客さまにもメリットを還元できそうですね。
その通り。「LINE注文なら配達手数料無料」「LINE限定の割引メニュー」を設定すれば、お客さまはLINEで注文するメリットを感じますし、お店は手数料35%の削減で利益が大幅に改善します。ToolsBoxなら月額¥0から始められるので、デリバリープラットフォームの手数料を削減する第一歩として最適です。
デリバリーをリピーター獲得の入り口にする
デリバリーで注文してくれたお客さまに、また注文してもらうための工夫はありますか?
デリバリーの容器にLINE友だち追加のQRコード付きチラシを同封するのが王道です。「次回使える200円オフクーポンをLINEで配信中」と書いておけば、登録率は15〜20%くらいまで上がります。
プラットフォーム経由のお客さまをLINEに誘導して、次回から直接注文してもらうわけですね。
まさにそれが理想的な流れです。1回目はUber Eatsで知って注文、2回目以降はLINEから直接注文。プラットフォームは「新規顧客との出会いの場」として割り切り、リピーターはLINE直接注文に移行させる。これで手数料コストを段階的に下げられます。
ToolsBoxの自動配信で、注文後のフォローもできますか?
もちろんです。注文から3日後に「先日のお料理はいかがでしたか?」とフォローメッセージを自動送信し、1週間後に「今週のおすすめメニュー」を配信する。こういったステップ配信でリピート率を高められます。ツールLでも可能ですが、ToolsBoxは飲食店向けの設定が簡単にできるのが強みです。
まとめ:デリバリーで利益を残すためのポイント
配達代行サービスを賢く活用し、利益を確保するための戦略をまとめます。
- 主要デリバリーサービスの手数料は売上の25〜35%。価格設定で手数料を織り込むこと
- デリバリー価格は店内価格の20〜30%増しが業界の相場
- 近距離は自社配達、遠距離はプラットフォームの併用戦略で利益率を最適化
- ToolsBoxのフォーム機能でLINE直接注文の仕組みを構築し、手数料を削減
- デリバリー容器にLINE QRコードを同封し、プラットフォーム客を自社顧客に転換
- ステップ配信でフォローメッセージを自動化し、リピート率を向上させる
田辺一雄
ToolsBox代表