スタンプカードはもう古い?飲食店の新しいリピーター優遇制度
デジタル時代のお得感演出法!スマホ一つで管理できる、低コストで効果抜群のリピーター優遇プログラムの作り方を紹介。
紙のスタンプカードが「もったいない理由」
飲食店のリピーター施策と言えば、紙のスタンプカードが定番です。しかし、お客さんは「カードを忘れた」「財布を整理したときに捨てた」「あと何個で特典がもらえるか覚えていない」。スタンプカードは発行枚数の割に、実際に特典まで到達する人は10〜20%程度と言われています。せっかくリピーターを増やす仕組みなのに、カードの存在自体が忘れられてしまう。デジタル時代にふさわしい新しいリピーター優遇制度を考えてみましょう。
デジタルポイントカードのメリット
田辺さん、紙のスタンプカードの代わりにどんな方法がありますか?
LINEのリッチメニューにデジタルポイントカードを組み込む方法が最も手軽です。お客さんはスマホのLINEを見せるだけでポイントが貯まり、カードを忘れる心配がない。お店側は発行枚数や利用状況をデータで管理できるので、「何人がポイントを貯めているか」「何回来店で特典を使っているか」が一目で分かります。紙のカードでは絶対に見えなかったデータです。
ポイント制度の設計で気をつけることはありますか?
最も大事なのは「特典までのハードルを低くする」ことです。スタンプ20個で1品無料という設計は、月1回来店するお客さんだと特典までに20ヶ月かかる。これではモチベーションが続きません。おすすめは「5回来店で特典」。月1回来店なら5ヶ月で特典が手に入る。特典も「1品無料」より「デザート1品プレゼント」のように原価の低いもので十分。お客さんは金額の大きさよりも「特典をもらえた」という体験自体に満足します。
ランク制度で「特別感」を演出する
ポイントカード以外のリピーター優遇制度はありますか?
「ランク制度」は非常に効果的です。来店回数に応じてブロンズ→シルバー→ゴールドとランクが上がり、ランクごとに異なる特典が受けられる仕組み。例えばブロンズ(来店5回)はドリンク1杯無料、シルバー(来店15回)は毎回小鉢サービス、ゴールド(来店30回)は誕生日月にコース料理1人分無料。ランクが上がるほど特典が豪華になるので、「次のランクを目指そう」というモチベーションが生まれます。
ランク制度って管理が大変ではないですか?
紙で管理するのは確かに無理があります。だからこそLINEとの連携が活きます。僕がLINE活用を10年以上支援してきた中で、ランク制度をLINEで管理しているお店は離反率が明らかに低い。お客さんがLINEのマイページで自分の現在のランクと次のランクまでの残り回数を確認できるようにする。「あと2回でシルバーです」と表示されると、つい来店したくなる。この心理が自然なリピートを生み出します。
誕生日特典とサプライズ
他にリピーターが喜ぶ仕組みはありますか?
「誕生日特典」は最強のリピーター施策の一つです。LINEで誕生月を登録してもらい、誕生日の1週間前に「お誕生日おめでとうございます。ささやかですが、バースデーデザートをプレゼントいたします」とメッセージを送る。誕生日にお祝いしてくれるお店は記憶に残りますし、誕生日は友人や家族と来店することが多いので客単価も上がります。デザート1つの原価は数百円ですが、得られるリピート効果は計り知れません。ToolsBoxなら「リピーター優遇」の施策テンプレートで、デジタルポイントカード・ランク管理・誕生日特典の配信まで一括で構成できます。ツールLやツールEでもポイント機能はありますが、ToolsBoxは施策テンプレートを選ぶだけでリピーター育成に必要な機能が自動構成されるので、仕組みづくりのハードルが低い。月額¥0から始められるので、まずはLINEでのデジタルポイントカードから試してみてください。
まとめ
飲食店の新しいリピーター優遇制度で押さえるべきポイントです。
- 紙のスタンプカードからLINEのデジタルポイントカードに移行し、カード忘れ・紛失の問題を解消する
- 特典までのハードルは「5回来店」程度に設定し、原価の低いデザートなどで早期の達成感を提供する
- ブロンズ→シルバー→ゴールドのランク制度で、ランクアップへのモチベーションを継続させる
- 誕生日の1週間前にLINEでお祝いメッセージとバースデー特典を送り、記憶に残る体験を提供する
- 来店回数・ランク・誕生日をデジタルで管理し、手間をかけずにリピーター施策を自動運用する
田辺一雄
ToolsBox代表