ランチタイム売上を1.5倍にする!回転率アップの7つの工夫
席数は同じでも売上アップ!オペレーション改善からメニュー構成まで、ランチタイムの効率化テクニックを大公開します。
ランチは「席数×回転数×客単価」の掛け算
ランチタイムの売上は「席数×回転数×客単価」で決まります。席数を増やすには店舗を拡張するしかありませんが、回転数と客単価はオペレーションとメニュー構成の工夫で改善できます。11時半から13時半の2時間をいかに効率的に使うか。今回は席数を変えずにランチタイムの売上を1.5倍にする7つの工夫をご紹介します。
回転率を上げる4つの工夫
田辺さん、ランチの回転率を上げるために最初に取り組むべきことは何ですか?
工夫1は「提供スピードの短縮」です。ランチメニューは注文から10分以内に提供することを目標にしてください。そのためには仕込みの段階で「あと火を通すだけ」「盛り付けるだけ」の状態まで準備しておく。ランチの定食が5種類なら、11時までに全ての仕込みを完了させる。提供が早いとお客さんの滞在時間が短くなり、結果として回転数が上がります。工夫2は「メニュー数を絞る」こと。ランチメニューが多すぎると、お客さんが迷って注文までに時間がかかるし、厨房のオペレーションも複雑になる。ランチは5〜7品に絞るのが理想です。
工夫3と4も教えてください。
工夫3は「会計の効率化」。キャッシュレス決済を導入してレジの滞留時間を短縮する。現金対応のみだと、お釣りの用意や小銭の受け渡しで1組あたり1〜2分かかります。それが20組なら20〜40分のロス。QRコード決済やICカードを導入するだけで、会計時間は半分以下になります。工夫4は「片付けとセッティングの高速化」。お客さんが帰ったら30秒以内にテーブルを片付けてセッティングする。食器を下げるトレーを近くに置いておく、テーブル拭きとセッティングを1人で完結できる動線を作る。こうした小さな積み重ねが回転数に直結します。
客単価を上げる3つの工夫
客単価アップの工夫もありますか?
工夫5は「セットメニューの設計」です。メインだけで800円のところを、サラダとドリンクをつけて1,100円のセットにする。単品の合計よりセットの方が200円安い設計にすれば、多くのお客さんがセットを選びます。客単価が300円上がるだけで、1日50人来れば月間で45万円の売上増です。工夫6は「メニューボードの活用」。入口や壁面に「本日のおすすめ」を手書きのボードで掲示する。季節限定メニューや数量限定メニューは通常メニューより高い価格設定にしても選ばれやすいです。
工夫7は何ですか?
工夫7は「LINE予約でピークタイムを分散させる」ことです。僕がLINE活用を10年以上支援してきた経験から、予約によるピーク分散は非常に効果的です。12時〜12時半に集中していた来客を、11時半〜と12時半〜にも分散させる。「11時半の予約でドリンク1杯無料」のような早い時間帯へのインセンティブをつけると、時間をずらしてくれるお客さんが増えます。混雑時に並んで帰ってしまう機会損失を防ぎつつ、ピークを分散させて回転率を最大化できます。
ランチの集客を仕組み化する
ランチの集客をもっと効率的にする方法はありますか?
ToolsBoxなら「ランチ集客」の施策テンプレートで、日替わりメニューのLINE配信・ランチ予約の受付・来店後のフォローまで一括で構成できます。毎朝11時に「今日のランチ」をLINEで自動配信する仕組みを作れば、近隣のオフィスワーカーが「今日はあそこに行こう」と決める後押しになります。ツールLやツールEでもメッセージ配信はできますが、ToolsBoxは施策テンプレートを選ぶだけで日替わり配信の仕組みが自動構成されるので運用の負担が少ない。月額¥0から始められますので、まずは提供スピードの改善から取り組みつつ、LINEでのランチ告知を始めてみてください。
まとめ
ランチタイムの売上を1.5倍にするための7つの工夫です。
- ランチメニューは5〜7品に絞り、仕込みを11時までに完了させて注文から10分以内の提供を目指す
- キャッシュレス決済の導入で会計時間を半分以下にし、片付け・セッティングは30秒以内で完了させる
- サラダ+ドリンク付きセットメニューで客単価を300円アップさせ、月間45万円の売上増を狙う
- 手書きの「本日のおすすめ」ボードで季節限定・数量限定メニューを訴求し、高単価メニューの注文を増やす
- LINE予約で11時半台に早期来店を誘導し、ピークタイムを分散させて機会損失を防ぐ
田辺一雄
ToolsBox代表