シニア層に愛される飲食店になる!60代以上の集客完全ガイド
高齢化社会の優良顧客を掴む!メニュー作りから接客、LINE活用まで、シニア世代が通いたくなる飲食店づくりのポイントを田辺と倉内が対談形式で解説します。
シニア層こそ飲食店の「最強リピーター」になる
日本の人口の約3割を占める60代以上のシニア層。平日昼間の来店頻度が高く、客単価も安定しているこの世代は、飲食店にとって見逃せない存在です。でも「なんとなく高齢者向けにしている」だけでは、本当に選ばれる店にはなれません。今回は、シニア層に愛される飲食店づくりの具体策を語り合います。
メニューと店舗環境の工夫がカギ
田辺さん、最近うちの近所の定食屋さんがシニア向けメニューを始めたらしいんですけど、実際どんな工夫が効果的なんですか?
まず大事なのは「量より質」の発想ですね。シニアの方は一度にたくさん食べられない方も多いので、少量でも満足感のあるメニューを用意するのがポイントです。ハーフサイズや小鉢セットなど、選べる量の設定があると喜ばれます。
なるほど。メニュー表の文字サイズとかも気にしたほうがいいですよね?
そこは本当に重要です。最低でも14ポイント以上の文字サイズにして、写真も大きく載せましょう。あと意外と見落としがちなのが照明です。暗い雰囲気の店はおしゃれでも、メニューが読めないとシニアの方はストレスを感じます。明るさと落ち着きのバランスが大事ですね。
店舗のバリアフリーも気になりますけど、大がかりな改装は費用がかかりますよね。
いきなり全面改装する必要はありません。まずは段差に小さなスロープを置く、手すりをトイレに付ける、椅子の高さを見直す、こういった小さな投資から始めればOKです。シニアの方は「配慮してくれている」という姿勢を感じると、それだけで好感度が上がります。
シニア層の集客チャネルとリピート施策
シニアの方ってSNSとかあまり見ないイメージがあるんですけど、集客はどうすればいいですか?
実はここが大きな誤解なんです。60代のLINE利用率は80%を超えていて、70代でも約60%が使っています。つまりLINEはシニア層にも十分リーチできるチャネルなんですよ。
え、そんなに多いんですか!じゃあLINE公式アカウントを活用すれば良さそうですね。
そうなんです。ただしシニア向けの配信にはコツがあります。文字は大きめに、情報量は絞って、配信頻度は週1回程度。「今週のおすすめランチ」みたいなシンプルな内容が一番反応がいいです。ToolsBoxを使えば、年代別にセグメントを分けて最適な配信ができるので、若い世代と同じ内容を送ってしまうミスも防げます。
リピートしてもらうための施策も大事ですよね。
シニア層のリピート率を上げるには「スタンプカード」的な仕組みが鉄板です。ToolsBoxのショップカード機能なら、スマホでポイントが貯まるので紙のカードを忘れる心配もありません。あと「毎週火曜はシニアデー」のような曜日限定特典も効果的です。平日の空席を埋めながら常連化を促せます。
口コミと地域連携で広がるシニア集客
シニアの方って口コミの影響力が大きいイメージがあります。
おっしゃる通りです。シニア層の口コミは、ネットのレビューよりも「直接の会話」が圧倒的に強い。だからこそ、来店時の接客で「また来たい」と思ってもらうことが最大の集客投資になります。名前を覚える、前回の注文を覚えている、そういった人的サービスが口コミにつながります。
常連さんの情報って覚えきれない場合はどうすればいいですか?
そこはツールの出番ですね。ToolsBoxの顧客メモ機能を使えば、お客さまの好みやアレルギー、前回の注文履歴をスタッフ全員で共有できます。「田中さん、今日も煮魚定食ですか?」って声をかけられたら、もう他の店には行けなくなりますよ。
地域の施設との連携も考えられそうですね。
公民館やシニアサークル、デイサービスの帰りに寄れるランチプランなど、地域のシニア向け施設との連携は非常に有効です。チラシを置いてもらうだけでも反応がありますし、団体向けの特別メニューを用意すれば、定期的な利用につながります。
まとめ:シニア集客で押さえるべきポイント
シニア層に愛される飲食店づくりのポイントを振り返ります。
- メニューは少量・高品質を基本に、読みやすい表記と写真を重視する
- 店舗環境は小さなバリアフリー対応から始め、照明の明るさにも配慮する
- LINE公式アカウントはシニアにも有効。年代別セグメント配信で最適化する
- ショップカードや曜日限定特典でリピート率を高める
- 顧客メモを活用したパーソナル接客が最強の口コミ集客になる
- 地域のシニア向け施設との連携で、安定した集客基盤をつくる
田辺一雄
ToolsBox代表