年間売上が安定する!季節イベントを活用したマーケティングカレンダーの作り方
季節イベントを最大限活用し、年間を通じて安定した売上を作る方法を解説。効果的なマーケティングカレンダーの作成手順と活用例を対話形式で紹介します。
「売れる月」と「売れない月」の波を平準化する
小売店やサービス業では、売上の季節変動に悩む事業者が少なくありません。しかし、年間のイベントやシーズンに合わせた計画的なマーケティングを行えば、閑散期の底上げと繁忙期の最大化が可能になります。今回は、年間マーケティングカレンダーの作り方と活用法を、田辺と倉内が対話形式で解説します。
マーケティングカレンダーの基本設計
マーケティングカレンダーって、具体的にはどんなものを作ればいいんですか?
12ヶ月のカレンダーに「季節イベント」「自社キャンペーン」「配信スケジュール」の3つを書き込んだ一覧表です。例えば1月なら「成人の日」「新年キャンペーン」「1/5にLINEで新年挨拶配信」のように、いつ・何を・どう発信するかを事前に決めておきます。
どこまで先の予定を決めておくべきですか?
大まかな年間計画は12ヶ月分、具体的なキャンペーン内容は3ヶ月先まで、配信文面やクリエイティブは1ヶ月先まで。この3段階で管理するのが実用的です。1年分を完璧に作ろうとすると挫折するので、「ざっくり→詳細」の段階的な計画が長続きします。
カレンダーに入れるべき主な季節イベントを月別に挙げると、1月は正月・成人の日、2月はバレンタイン、3月はホワイトデー・卒業シーズン、4月は新生活、5月は母の日・GW、6月は梅雨対策・父の日、7月は夏休み・夏バテ対策、8月はお盆、9月は敬老の日・秋の行楽、10月はハロウィン、11月はブラックフライデー、12月はクリスマス・年末。これに自社独自の記念日を加えれば、年間を通じてネタが途切れません。
閑散期を「仕込みの時期」に変える考え方
2月や6月のように、イベントが少ない月はどうすればいいですか?
閑散期こそチャンスです。考え方を変えましょう。閑散期は「繁忙期の準備期間」であり「既存客との関係を深める時期」です。例えば6月なら「梅雨のジメジメに負けない○○」のようにシーズンの困りごとに寄り添った提案ができます。
また、閑散期は「独自イベント」を仕掛けるチャンスでもあります。「○○感謝デー」「お客様限定試食会」など、自社だけのイベントを作れば、他社とバッティングせずに集客できます。閑散期に来店してくれたお客さんは、本当にあなたのお店が好きなロイヤル顧客。大切にしましょう。
閑散期にこそ既存客への感謝を伝えるのは素敵な考え方ですね。
繁忙期は新規対応で手一杯になりがちですからね。閑散期にLINEで「日頃の感謝を込めて、限定クーポンをお送りします」と配信するだけでも、来店率はかなり上がりますよ。
LINEの自動配信でカレンダーを「実行」する
カレンダーを作っても、実行が追いつかないという声がありそうです。
そこが最大のポイントで、「計画を立てたけど忙しくて配信できなかった」が一番もったいない失敗です。解決策はLINEの予約配信。月初にその月の配信をすべて予約設定しておけば、あとは自動で配信されます。
ToolsBoxなら配信の予約設定に加えて、季節イベントに合わせた施策テンプレートが用意されています。例えば「母の日キャンペーン」テンプレートを選べば、2週間前の告知→1週間前のリマインド→当日の最終案内→事後のお礼メッセージまで、配信スケジュールが自動構成されます。
ツールLやツールEでも予約配信はできますか?
もちろんできます。ただし、イベントに合わせた配信シナリオを一から設計する必要があるので、慣れていないと時間がかかります。ToolsBoxは施策テンプレートがあるぶん、設定にかかる時間が大幅に短縮できるのが強みです。月額¥0から使えるので、まずは来月の季節イベントに合わせた配信を1つ予約するところから始めてみてください。
年間カレンダーを一度作れば、毎年ブラッシュアップしながら使い回せますね。
その通りです。1年目は試行錯誤でも、2年目からは「去年のこの時期はこのキャンペーンが好評だった」というデータが溜まります。年を重ねるほどマーケティングの精度が上がっていく。それがカレンダー運用の最大のメリットです。
まとめ
年間マーケティングカレンダーを活用するポイントです。
- 12ヶ月分の季節イベント・自社キャンペーン・配信スケジュールを一覧表にまとめる
- 閑散期は「既存客との関係を深める時期」として独自イベントを仕掛ける
- 月初にLINE配信をすべて予約設定し、「計画倒れ」を防ぐ
- 施策テンプレートを活用して、イベント告知からフォローまでの配信を自動化する
- 毎年のデータを蓄積し、マーケティングカレンダーの精度を年々高めていく
田辺一雄
ToolsBox代表